【エレコム AD-C35SDBK レビュー】必携!!コスパ最強!! 手軽にスマホを高音質(ハイレゾ)化 エレコムのUSB DAC


ELECOM AD-C35SDBK コスパ USB DAC
縁の下の力持ち


はじめに

 今日は12月25日。いわゆるクリスマスですが、皆さんは素敵なプレゼントをもらいましたか?私のもとには、ここ十年以上サンタさんがプレゼントを持ってくるのを忘れているのか?私が引っ越してから住所がわからなくなってしまったのか?プレゼントがやってきません。仕方がないので、先日、自分でChromebookを買ってしまいました。

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 寒いから布団の中からこの記事をアップロードしようと思ったら寝ていました。多分まだ12月25日の25時くらいだからOKですよね(*´▽`*)

サンタさんありがとう
サンタさんありがとう


 そんなわけで!?本日はELECOM AD-C35SDBKです。「えっ?AD-C35SDBK」おそらく多くの人はこの製品名だけを見ても「?」な感じで全く何かわからないと思います。


そうです。


それで良いのです。


それが健康なのです(謎)


 そして一部のオーディオマニアファンのみ、「ハイハイ。あれね。俺も使ったことあるよ or使っているよ」となる製品だと思います。


 みんさんも、おそらくエレコム社はご存知だと思います。大阪府は大阪市中央区に本社を構える、PC周辺機器メーカーですね。いや、普通そこまでは知らないですね。自作PCなどを作る人であっても、本社の所在地までは知らないでしょう。


 脱線し過ぎて何のことやらさっぱりわからなくなるので、そろそろ本題に入っていきます。本日ご紹介するAD-C35SDBK はUSB Type-C端子(ライトニングバージョンもありますが、こちらはハイレゾ非対応かも)をイヤホンで標準的に使われている3.5㎜端子に変換するアダプターケーブルです。私のレビュー記事はイヤホンが多いにも関わらず、この手の変換アダプターケーブルの「音質」に関してはほとんど気にしたことすらありませんでした。まぁ、今まで音楽を聴くときは、SHARPのAQUOS R2コンパクトに3.5㎜プラグを直刺しで聴いていたので、この手の変換アダプターケーブル使う機会が無かっただけなのですが(笑)。


   

 さて、このAD-C35SDBKは見ての通り素晴らしく地味な製品です。お値段も非常にお手頃です。しかし、このケーブル、実は結構凄い子なんです。はっきり言って、一見ただのUSBケーブルですが、何とこの端子の中には電子チップが入っているのです。ちなみに、この手の電子チップを内蔵している装置のことを通称「DAC」と呼ぶようです。DACとはDigital Analog Converterの略で、すなわち、デジタル信号をアナログ信号に変換する役割を果たすものです。夢と魔法の国関連のアヒル(duck)とはスペルが違うので注意してください(ここテストに出ますよ!!)。DACの仕組みについては、恥ずかしながら、詳しくはわかっていないのですが(わからないんかいっ!)、DACの役割は、要するにスマートフォンから出力される音楽=デジタル信号というものは、アナログ信号に変換することではじめて有線イヤホンで聴くことができるようになるので、その手助けをするものです(雑)。最近は高音質なデジタル音源を聴く人が多いと思いますが、実際に音を出す有線イヤホン、有線ヘッドホン、有線スピーカーなど、ほとんどの有線機器はデジタル信号を何らかの仕組みでアナログ信号に変換しているわけですね。つまり、その変換装置であるDACの匙加減で音が変わると言うことです。恐らく、どこかしら間違ったことを言っていると思うので、詳しい方がいらっしゃれば私が凹まないように優しく訂正をお願いいたします(この手の機器をネットで調べるとDACタイプの他に、そもそもアナログタイプと言うものもあるようです)。


どんな風に撮っても地味(*´▽`*)


使ってみた

 結論から言ってしまうと、AD-C35SDBKを使うと音が変わります。AD-C35SDBKはそこらの怪しげな製品?とは違って、こう見えて何気に日本オーディオ協会のハイレゾ定義に準拠した高音質なDACなのです。ハイレゾ認証を受けていない製品でも良いものは沢山あると思いますが、AD-C35SDBKにはちゃんと黒と黄色(金色?)のHi-Res AUDIOのマークが入っています。PCM最大96KHz/24bit対応なので、ハイレゾ対応イヤホンと一緒に使えばハイレゾ音源で音楽を楽しめます。また、接続している機器のUSB Type-C端子が音声出力に対応していれば、マイク付きイヤホンで通話や会話ができます。ケーブルは黒いナイロンメッシュタイプで、プラグの根元はエンボスが付いていて断線しにくい構造になっています。


 さて、今回はこのエレコム社のAD-C35SDBKとLenovo社から2020年6月5日発売されたChromebook Idea Pad Duetに付属していたケーブルで音質を比較してみたいと思います。使用端末はHuawei P30 Proで、音源はAmazonプライムミュージック、イヤホンはFenderのCXA1を使用しました。


Lenovoのはもっと地味(*´▽`*)


 まずはLenovo社の仕様不明ケーブルをつないでみます。中々クリアですっきりした音質です。FenderのCXA1はあまり癖が無い音質のイヤホンですが、少しドンシャリ気味のサウンドになります。音の見通しが良くこれはこれで悪くないと思いました。最初はスマートフォンの画面をオンにした状態で音楽を聴いていたのですが、じっくり聴き込もうと思って画面をオフにすると、一瞬音が途切れてしかも音質が変化したような気がしました。はじめは電波状況を疑いましたが、ストリーミングではなくダウンロードした楽曲で、しかも、画面のオンオフの度に音が途切れて音質が変化してしまいます。このケーブルの仕様なのか、スマートフォンとの相性なのかはわかりませんが(後日確認します)、画面オフ状態で音楽を視聴している最中にLINEやTwitterを確認するために画面をオンにする度に、この現象が発生するのは少々使い勝手が悪い気がします。画面のオンオフ時にそれぞれで音が違うのも不思議です。一粒で二度おいしいと思えるポジティブな方は良いかもしれませんが、やはり一般受けしない仕様だと思いました。


直刺しとDAC経由では音がはっきりと違う


 続いて、本日の主役であるエレコム社のAD-C35SDBKを試してみます。Lenovo社の謎ケーブルと音が全然違います。謎ケーブルの音は、あれはあれで悪くないのですが、AD-C35SDBKは全体的に音に深み、ボリューム、色気があって非常に良い感じです。前回cooyin社のリケーブルを試した時には、「リケーブルとはラーメンに胡椒や七味を少しかけるかどうかと言った感じのカスタマイズ」、イヤホンの交換は「味噌ラーメンと醤油ラーメンくらい音が変化する」と表現しましたが、エレコム社のAD-C35SDBKはラーメンのスープ自体がアップグレードした感じになりました。例えるなら、「うまかっちゃんを作るときに、お湯の量を少し少な目にした感じ」です(謎)。スマートフォンとイヤホンの間にAD-C35SDBKを入れることによって、基本的な味の方向性は変えずに、ヴォーカルや楽器それぞれの旨味に膨らみを出すことができます。私はそんなに耳が良くないと思っていますが、そんな私でもAD-C35SDBKを使うと明確に音の違いを感じることができました。使用機材によって変化の仕方は違うかもしれませんが、全体的にアップグレードすると言うのは何気に凄いことだと思いました。


スマホ ハイレゾ
手軽にハイレゾ化できる


終わりに

 本日はエレコム社のAD-C35SDBKについてご紹介いたしました。AD-C35SDBKはUSB Type-C端子に3.5㎜プラグを繋ぐ際に使用するDAC内蔵の変換アダプターケーブルで、イヤホンジャックがないスマートフォンのUSB Type-C端子につなぐだけで3.5㎜プラグ接続の有線イヤホン、ヘッドホン、スピーカーなどが使用できる製品でした。非常にリーズナブルな価格設定にも関わらず、日本オーディオ協会のハイレゾ定義に準拠した高音質なハイレゾ音源が楽しめるため、お手持ちの3.5㎜端子接続イヤホンをUSB Type-Cしかない機器に接続したい方に非常におススメできます。ちなみに、アップル社のライトニング端子に対応したタイプもあるので、アップルユーザーの方は使用機器に合わせて製品を選んでみてください(ライトニングタイプはハイレゾ非対応かも)。余談ですが、型番の最後にあるBKは多分カラーが黒色という意味だと思います。この手の製品は色々と種類がありますが、Amazonのレビューを読む限り、製品の出来不出来が色々とあるため、実績のある製品を選んだ方が良いのかもしれません。普段のレビューでは気になる点を挙げるのですが、珍しく、何も言うことが無い良い製品だと思いました。あえて言うなら、私の耳と機材は今のところハイレゾに非対応なので、ハイレゾに関してはレビューできませんでした。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

題名:「世界中の人々にMerry Christmas」
作:山茶花@sazanka_2015 さん

スマホの待受けで使えます(*´▽`*)

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