【HyperX Cloud Stinger Wireless レビュー】フォートナイトにぴったり。PCやPS4はもちろん、任天堂スイッチでも使える軽量・高コスパなヘッドセット♪
はじめに
本日は私が愛用しているHyperX Cloud Stinger Wirelessについてです。HyperX Cloud Stinger WirelessはKingstonが販売しているゲーミングヘッドセットです。同社のゲーミングヘッドセットの中ではエントリーモデルという位置づけになっているようで、価格も一万円以下に設定されています。最近はテレワークの普及で急にヘッドセットの需要が増えてり、一時期はゲーミングヘッドセットまで品薄になったこともあったようですね。
購入経緯
例のごとく、フォートナイトをプレイしたことが購入のきっかけになっています。以前の記事で、PC版フォートナイトをプレイしていることを話していると思いますが、私とフォートナイトの付き合いは、実はもう少し以前に遡るのです。初めてフォートナイトをプレイしたのは、任天堂switch版のフォートナイトでした。ファミコン世代の人間としては、基本プレイ無料で、こんなに面白いゲームができることに衝撃を受けたものでした。ゲームは10年以上まともにしたことがなかったので、今どきの3Dゲームの感覚や複雑なボタン操作を覚えるのが大変だったなぁと思います。
しばらくプレーする中で、この手のゲームは音が命であることに気が付くようになりました。プレー中にどの方向から敵の銃声や足音が聞こえたかを、ある程度正確に聞き取ることができないと、あっと言う間にやられてしまうんですね。しかし、任天堂switchをTVにつないで、音がしっかりわかるようにすると、TVのボリュームを結構上げないといけないのです。複数のプレイヤーで銃を打ち合うゲームですから、TVのボリュームを上げていくと、銃声や爆発音が滅茶苦茶五月蠅くなってしまいます。そこで、手持ちの音楽用のイヤホンを使ってみたところ、TVのスピーカーとは比べ物にならないくらい、音の方向性がわかるようになってしまいました。しかし、ちょっと、コードが煩わしいんですよね。ワイヤレスのイヤホンかヘッドフォンが欲しいなと思いました。
そして、さらに気が付いたことがありました。プレイ中に、誰かが私のアカウントネームを連呼するんですよね。TVのスピーカーでプレイしている時は、周りの生活音にかき消されて気が付かなかったのかもしれません。イヤホンでプレーするようになってから、明らかに私のプレーしているアカウントネームを呼ぶ人の声がするのです。そうです。フォートナイトには、いわゆるボイチャっという機能がついており、同じチームの人と会話できるのですね。しかし、私が使用していたのは普通の音楽用イヤホンだったので、返答することはできませんでした。フォートナイトを楽しくプレーするには、ボイスチャットができるヘッドセットが、しかもできれば、ワイヤレスのヘッドセットが必要だなと思いました。
例のごとく、Amazon内を徘徊してみると、本当にたくさんのヘッドセットが販売されていることがわかりました。謎メーカーの安いヘッドセットから、有名メーカーの数万円するヘッドセットまでピンキリのようでした。そんな中でワイヤレスヘッドセットは、少々お値段が張るものが多く、かつ、任天堂スイッチでの動作確認が取れているものが中々見つかりませんでした。しかも、調べていくうちに、ワイヤレスヘッドセットには弱点があることがわかりました。
その弱点は「遅延」と呼ばれているものでした。ご存じの方も多いと思いますが、無線で音声などのデータを飛ばすと、音質の劣化と遅延が起きます。普通に音楽(音声コンテンツ)を聴く場合には、極端に音質が劣化しなければ、遅延はさほど問題はないのかもしれません。しかし、映画など映像コンテンツに関して、遅延が大きいと、役者の声と口の動きが合わず、少々気持ちが悪かったりするのです。例えば、ドアが閉まる映像とドアが閉まる音んみタイムラグがあると気持ち悪いですよね。そして、フォートナイトのようなTPSゲームで音声遅延が大きいと、自分が銃を撃った感覚に遅れて、銃声が聞こえてしまったりするわけです。更に厄介なのは、対戦型のゲームなので、敵の銃声や足音も遅れて聞こえてしまうことになるのです。そうすると、戦闘時にレスポンスよく反応することができなくなってしまい、非常に不利な状況になってしまうのです。
そのため、ゲーミングヘッドセットはワイヤレスよりも有線タイプが多いようでした。ワイヤレスヘッドセットで遅延を防ぐには、高性能なBluetooth送受信機を備えている必要があるため、往々にして高性能なBluetooth送受信機を搭載しているヘッドセットは高価になってしまうのでした。しかし、HyperX Cloud Stinger Wireless一万円を切る価格で、遅延が少ない、デジタル無線方式を採用しているとのことでした。当時は任天堂スイッチで使用しているというレビューが見当たらなかったため、半分、人柱になる覚悟でAmazonから購入しました。
使ってみた
ヘッドセット付属のUSB充電ケーブルを使用して充電して、早速、使ってみることにしました。使用方法は簡単で、任天堂スイッチのドックにあるUSBソケットに、ヘッドセットに付属しくるUSBトランスミッターを差し込んで、ヘッドセット左側にある、丸いスイッチを長押しして電源をオンにするだけです。
Bluetooth機器のようにペアリングは必要なく、ヘッドセットのスイッチがオンになるとすぐに接続されます。ヘッドセット右側にはボリュームダイヤルがついており、プレー中でも簡単に音量を調整(0~100)することができます。ヘッドセット左側にはマイクがついており、カチッと音がするところまで下げるとマイクがオンになり、マイクを跳ね上げるとマイクがオフになります。このマイクが何気に優秀で、マイクの軸は結構自由に曲げることができるため、マイクと口までの距離を最適な位置に調整しやすいです。例えば、囁くように会話をしたければ口元近くにすることもできます。また、不意にくしゃみが出そうなとき、お○らが出てしまいそうなときは(笑)、素早くマイクを跳ね上げることで、一緒にプレーしている人に迷惑をかけないで済むのです(^_-)-☆
Bluetooth機器のようにペアリングは必要なく、ヘッドセットのスイッチがオンになるとすぐに接続されます。ヘッドセット右側にはボリュームダイヤルがついており、プレー中でも簡単に音量を調整(0~100)することができます。ヘッドセット左側にはマイクがついており、カチッと音がするところまで下げるとマイクがオンになり、マイクを跳ね上げるとマイクがオフになります。このマイクが何気に優秀で、マイクの軸は結構自由に曲げることができるため、マイクと口までの距離を最適な位置に調整しやすいです。例えば、囁くように会話をしたければ口元近くにすることもできます。また、不意にくしゃみが出そうなとき、お○らが出てしまいそうなときは(笑)、素早くマイクを跳ね上げることで、一緒にプレーしている人に迷惑をかけないで済むのです(^_-)-☆
気になる装着感ですが、私の頭は標準的な成人男性くらいだと思いますが、特に側圧が強くもなく、弱くもなく非常に良い感じです(この辺りは個人差が大きいので、気になる方はお店などで試着できるのであれば、したほうが良いかもしれませんね)。また、頭頂部のパッドとイヤーパッドもソフトで付け心地が良いと思いました。特筆すべきは重さで、ワイヤレスにも関わらず270gしかありません。優先ヘッドセットに比べて、ワイヤレスは重くなる傾向があるようですが、有線なみの軽さです。説明書によると、2.5時間の充電で17時間も使えるとのことでした。これだけ充電が持てば、プレー前にきちんと充電をしておけば、プレー中に充電が切れることはないはずです。ちなみに、充電は、PCや充電器はもちろん、任天堂スイッチドックのUSBソケットからもすることができますよ。
肝心の音質ですが、フォートナイトをプレイする限りでは非常に良い感じだと思いました。敵のいる方向性もつかみやすく、爆発音や銃声もとても迫力があります。敵が近づいてくる足音の臨場感が高く、緊張すると言うか、怖いと言うか、変な汗をかくレベルの臨場感がありました。個人的には音声の遅延は体感できませんでした。試しにYouTubeで音楽を聴いてみたところ、映像と音声のズレは気にならず、普通に使えるものでしたが、音楽専用のイヤフォンやヘッドフォンに比べると臨場感には欠けるような気がしました。よく言うと、全体的にフラットな音作りで、余計な装飾がない音だと思います。ゲームのサウンドは、元から色々とエフェクトがかかった音作りであるため、ヘッドフォン側に変な癖がないほうが聞きやすいのかもしれません。
終わりに
HyperX Cloud Stinger Wireless、1万円を切る価格にも関わらず、ゲームの楽しさを数倍に高めてくれるようなヘッドセットでした。音質もよく、ヘッドセットのマイクも非常に使い勝手が良いものでした。特に、気に入ったのは装着感で、数時間つけっぱなしでも、痛くなる部分がありませんでした(ただし、眼鏡をかけて長時間プレーすると、少し痛くなりましたが、大きく気になる程ではありませんでした)。実は装着感が非常に気に入ったため、数か月後に、HyperX Cloud Stinger Wirelessの電池が切れた時の予備として、HyperX Cloud Stinger HX-HSCS-BK/ASという有線タイプも購入してしまいました。
(写真左:有線のHyperX Cloud Stingerはイヤーパッドの質感が、HyperX Cloud Stinger Wirelessとは少し異なる。また、マイクもHyperX Cloud Stinger Wirelessほど自在に曲がらない)
こちらはお値段が5,000円を切るコスパ抜群のモデルです。見た目がHyperX Cloud Stinger Wirelessと似ていて、値段が安いということで選んでみたのですが、見た目が似ているだけあって、やはり装着感も似ていました。音質は個人的にはHyperX Cloud Stinger Wirelessの方が落ち着きがある感じで好みでした。有線タイプのHyperX Cloud Stinger HX-HSCS-BK/ASを購入してみてわかった事実があります。HyperX Cloud Stinger Wirelessで音声遅延が気になったことはなかったのですが、やはり有線のHyperX Cloud Stinger HX-HSCS-BK/ASと比べても、特に音声遅延が体感できなレベルなのだと改めて感じました。
P.S.
HyperX Cloud Stinger Wirelessは任天堂switchでばっちり使えます!!
コメント
コメントを投稿