【PC改造】フォートナイトで任天堂switchからPCに転向したら世界が変わった(過去の話です)フォートナイトナイトをするために格安PCを組んだ時の話
はじめに
今日は少し前になりますがHP Prodesk 600G1を購入した時の話をしようと思います。少々長い記事ですが、フォートナイトやAPEXなどをPC以外のプラットフォームでプレイしていて、PCに移行したいと考えている人の参考になればと思います。
きっかけは、通勤電車の中で人気Youtuberのコジコジさんの動画を見たことでした。当時、任天堂Switchで、フォートナイトというTPSゲームをしていたのですが、このゲームはマルチプラットフォームで展開しているゲームでした。マルチプラットフォームゲームとは、任天堂のSwitchやSonyのプレーステーション4、X-BOXのような家庭用ゲーム機やPC、そして、スマートフォンなど、様々なハードでプレーしている人が、ハードの垣根を越えて、オンライン上で対戦プレーできるといったものです。当然ですがハードごとの性能差、操作感の違いなどから、プレーのしやすさが変わってきます。もちろん、慣れているハードを使うのが一番プレーしやすいわけですが、ハードの性能差による有利不利が出てしまいます。詳しい説明は省きますが、ハード的に一番有利だと言われているのがPCだと思います。フォートナイトはリアルタイムの対戦ゲームなので、コンマ一秒の反応が勝敗に影響してきます。もちろん私は、コンマ一秒を争うレベルではないですが、下手くそだからこそ、有利な環境でゲームをした方が良いはずだと思いませんか(謎)?。
しかし、ゲームができるPCの購入となると結構な予算が必要になります。当時はゲーミングPCを買おうとしたことがなかったのでゲーミングPCの相場感がなかったですが、直感的に、安めに言っても10万円程度はしそうな気がしていました(後ほど、新品で6-7万円程度でもエントリークラスのゲーミングPCが買えることがわかった)。もちろん10万円となると結構な金額です(給付金丸ごと価格(笑))。しかし、前述したコジコジさんは、動画の中で嬉しそうな表情をしながら、3万円台でゲーミングPCを作ると言っていました
『3万円!?』
衝撃が走りました。いや、3万円も結構な金額ですが、PCとしてはかなり安い方だと思いました。しかも、それでフォートナイトみたいなゲームができるとなるとかなり安いのではないか?ノートPCは持っていたのですが、デスクトップPCは長い間所有していなかったので、3万円でゲームもできるデスクトップPCが買えるのは、案外悪い話ではない気がしてきたのでした。
3万円台で作るゲーミングPCとは、コジコジさんによると、いわゆるリース落ちパソコンにグラフィックボードを搭載することでゲーミングパソコンにするというものでした。なぜリース落ちPCを使うのかと言えば、もしもリース落ちPCのOSが使えれば、OS代金がかからないからです。通常、自作PCを作るにはWindows10のOSを購入する必要があります。OSの代金は意外に高くて13,000円から18,000円程度かかってしまいます(特殊な安いものもあるが、ここでは割愛させていただきます)。OSが入ったリース落ちPCを買えば、実質OSの代金程度で、PCケース、マザーボード、CPU、メモリ、電源などがそろってしまうのです。確かにこれはすごい話だと思いました。
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ちょっと古いけれどintel Core-i 5入ってる♪ |
いざ購入
リース落ちPCを動画でおススメされていたProdesk600G1というリース落ちパソコンを探してみると、動画の影響で値段が吊り上がっているのか、動画で言われているような10,000円から15,000円程度の個体が全然見当たりませんでした。そこで、ヤフオクを覗いてみると、秋葉原の業者が即決15000円で販売しているものが数台ありました。もちろんCore-i 5 4590のCPUが搭載されたモデルです。少し悩んだのですが、とりあえず落札してからパーツを探すことにしました。
落札して代金を振り込んだところ、すぐに宅急便でPCが送られてきました。箱を開けてみると、多少の小傷はあるものの、とても綺麗なPCが出てきました。会社のオフィスで使われていたPCならば、綺麗なものが多いのが普通かもしれないですね(普通の人なら会社のPCを雑に扱わないですよね?)ゲーミングPCにするためにはグラフィックボードが必要になります。Prodesk 600g1は、会社のオフィスなどでよく使われているスリムなPCなので、グラフィックボードはLP(ロープロファイル)と呼ばれる背の低いタイプが必要です。そうすると、実際の選択肢はほとんどなく、値段と性能のバランスを考えると、NVIDIAのGTX1650 LP一択に近いかもしれないので、ごちゃごちゃ考える必要が無くて楽でした。私はコジコジさんの動画で使われていたMSIのGeForce GTX 1650 4GT LPを選ぶことにしました。ちなみにGTX1650lpは約20,000円だったので、もはや3万円台を超えてしまいそうでしたが後には引けない感じでした(謎)。あとはメモリとSSDを購入すればOKです。メモリはコジコジさんのおすすめ通り4Gのものを注文しました(PC3-12800(DDR3-1600) 4GB×1枚 240pin DIMM)。SSDは250Gでは少ないと思ったので、WD社の500GのSSDを注文しました(WD
Blue 3D NAND SATA WDS500G2B0A)。これでPCを組むために必要なパーツが最低限そろいました。この段階でパーツなどを全部合わせて4万円ちょっとというところでした。
パーツを実装してみる
今までPCをいじったのはノートPCのメモリを追加したり、HDDからSSDへの換装くらいで、デスクトップPCをいじるのは初めてなので結構わくわくする経験でした。まずは、PCケースを開けてみることにしました。Prodesk 600g1は工具なしで簡単にケースの開け閉めができます。ガチャっと蓋を開けると、全体的には綺麗な状態でしたが、いくつか少し大き目な埃が入っていました。指先でつまんで埃を捨てて、コジコジさんの動画で見た通り、メモリとグラフィックボードを装着しようとしたところ、マザーボードにメモリを刺すのが思っていたよりも固く、こんなに強く押して大丈夫なのかと不安になるくらいの固さでした。メモリを刺すときはちょっと固くて焦ったのですが、グラフィックボードは案外普通に装着できて安心しました。まずはこのままPCを起動して、動作を確認してみることにしました。
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写真の右の青いのは昔使っていたU24Aから移植したHDD。その下側にSSDをセットした。 |
「スイッチオーン」
「ダメです!?」
わかる人にはわかるであろうYoutuber、某吉田製作所さんの動画みたいな事態が発生しました。PCからエラーを告げるビープ音がして、画面にエラーが表示されて起動しないのです。おまけにキーボードも効かないのです。インターネットで色々と調べてみたところ、PCの構成が変わったことが原因のようだったのですが、初心者の私にはよくわからなかったので正直結構焦りました。ネットで色々と調べてみたのですが、よくわからないことだらけで軽く途方に暮れながら、何度か電源を入れたり切ったりするが埒が明かない感じでした。仕方がないので、メモリとグラフィックボードを取り外して最小構成にしたりしつつ、何とか起動&セットアップに成功しました。
その後、数か月間、このPCを使用していたのですが、非常に良い経験を積ませてもらえたPCでした。本体には有線LANしかついていないので、無線LANに対応させるためにUSBのLANカードを使ってみたり、PCIe対応のWifi6対応LAN & Bluetoothカードを増設したり、HDを増設したり、電源を新品に交換したりする等、PCいじりの楽しみを教えてもらえた気がします。当初の目的であったフォートナイトは、任天堂switchとは別次元の高いFPSが出るため、そのなめらかな画像に驚きました。しかし、任天堂switchのPROコントローラーから、パソコンのキーボードとマウスに転向した結果、その操作感の違いに全く対応できず、ここだけの話、一時期はフォートナイトをやめようかと本気で思うほどの状態に陥っていたのでした(笑)
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