【2020年モデルのFire HD8タブレット レビュー】Fire HD8タブレットはノーマルモデルでも実は急速充電ができる!?2020年モデルのFire HD8は2018年モデルとは別物に進化していた。
いつものオレンジ色の箱 |
はじめに
2021年1月追記:Amazonの初売りセールにてお買い得になっています。以下、少々長いかもしれませんが、毎日Fire タブレットを愛用している筆者が思うことを色々と書いてみました。
さて本日は2020年モデルのFire HD8タブレットについて紹介したいと思います。FireタブレットはAmazonから販売されているリーズナブルなタブレットなのでご存知の方も多いと思います。このタブレットは、正直スペック自体は高くないのですが、ネットサーフィンや動画を見るという用途では全く困ることがない性能を持っています。しかも、Amazonの商品だけあって、Amazonでの買い物はもちろん、AmazonプライムミュージックやAmazonプライムビデオの再生、アレクサを使ったビデオ通話等に最適化されており、Amazonプライム会員にとって非常に使い勝手のよい製品になっています。Amazonデバイスの利用に関しては、スマートフォンや他社のデバイスに比べて快適に使用できるようになっていると思います。特に多数の電子書籍が無料で読めるため、通勤通学のお供に最適です。例えば某書籍は普通に書籍として購入すると1,496円、Kindleだと1,030円ですが、Prime Readingだと最後まで無料で読むことができます。Amazon Primeの会員特典として、Amazon商品の送料無料やPrime Video、Prime Musicが良く知られていますが、何気に様々な本や雑誌が無料で読めるPrime Readingのお得感は凄い気がします(本を数冊読むだけで、プライム会員会費やタブレットの元が取れてしまいます)。
ちなみに私はアレクサを使ったビデオ通話をするために、離れて暮らす両親にプレゼントしました。機械にうとい両親も「アレクサ、〇〇(私の名前)にビデオ通話」というだけで私にビデオ通話の発信ができてしまうため、非常に使いやすいとのことでした。もちろん、通話料は自宅のWi-Fiを使うので通話料は無料で、通話時間の制限もありません。
Fireタブレットは色々なタブレット端末と比較されることが多いのですが、Fireタブレットの何よりもすごい点はその価格設定だと思います。今回私が購入した内蔵ストレージが32GBのHD8は通常販売価格が9,800円です。9,800円でタブレットが買えるだけでもすごいのですが、私が購入した時にのタイムセールではそこから3,000円引きの6,800円で販売されていました。正直言って、同じ価格帯で同性能のタブレットは存在しないと言って良いでしょう。
Fireタブレットの値引き価格や値引きされる機種はセールによって違うので、もしも今回購入を迷っていた方は本日の記事を読むことが何かの参考になれば良いなと思います。参考までに、筆者が過去のセールでの値引きを調べてみたところ、Fire HD8の場合は3000円~4000円の値引きがされていました。
筆者はFireタブレットはHD8とHD10を所有しています。今回は新型のHD8を色々と使ってみたのですがAmazonの販売ページには記載されていない面白い発見もあったので、現在すでに新型のHD8持っている方も最後まで読んでいただければ嬉しいです。
使ってみた
今回購入した2020年モデルのFire HD8は今年6月に新型として販売開始になったモデルです。Fireタブレットは時々リニューアルされるのですが、6月に発売された新型は前のモデルと比べて大幅に進化しているとネット上の噂で聞いていたので、セールになることを非常に楽しみにしていました。いつものように早速話が逸れるのですが、私は最近、Amazonさんの配送方法で置き配を使っています。Amazonの通常配送でポストに入らないサイズのものは、玄関で配送員の方からサインをして受け取る直接受け渡しが一般的でした。しかし、置き配というオプションを選ぶとAmazonの配送員の方がこっそりと!?玄関先に荷物を置いて行ってくれて、その証拠写真(謎)をメールしてくれます。もしも家にアレクサがあれば(いれば?)、発送したことや配達完了したことを通知音で知らせてくれるようです(こっそり購入したい人は通知をOFFにしましょう)。Amazonの段ボールに入った荷物がポツンと玄関先にあると誰かに持って行かれてしまわないか心配ですが、私自身は今のところ盗難にはあっていません。もしも、盗難にあってしまったら・・・Amazonカスタマーサービスに連絡すると同一の商品を再送してくれるとのことです。しかし、商品の在庫がない場合やマーケットプレイスの販売商品の場合は返金になるそうです。再送とか全額返金って・・・凄いですね(^^;
こんな風にメールが来ます |
さて、本題に戻ります。Fire HD8はすごく目立つオレンジ色の箱の中に入っています。箱の中には本体、USBタイプC充電ケーブルと充電ケーブルを刺す5Wのアダプター、説明書等が入っています。とてもコンパクトにまとまった梱包で、余分なゴミが出づらいところに好感が持てます。箱から本体を取り出して電源を入れてみると「ピロん」と独特な起動音がしてFireのロゴマークがでます。充電は半分強ほどされた状態なので、届いたらその場ですぐに使うことができます。
付属の充電器は5W |
画面はグレア液晶と呼ばれるピカピカしたものです。グレア液晶は映像が鮮やかに見えると言われていますが、とにかく反射しやすいという欠点があります。Fireタブレットは全てのサイズでグレア液晶を採用しています。ただピカピカなだけなら良いのですが、この液晶画面は指の滑りが非常に悪いです。ある意味でフィルムを貼ることが前提の仕様です。今回、私はAmazonでNIMASOさんのノングレアタイプのフィルムを購入しました(現在品切れでリンクが貼れませんでした → 再入荷があったのでリンクを追加しておきます)。ノングレアフィルムなので、画面に貼ることで光を反射を和らげて画面非常に見やすくなりました。また、指滑りが悪いFireタブレットの画面が、サラサラとした紙のようなタッチになり非常に使いやすくなりました。今回はFire HD8と一緒に、AmazonでNIMASOのノングレアフィルムとAsngのケースも購入したので、詳しく知りたい方は次回の記事を参照してください(ちょっとした裏話もあります(笑))。
ピカピカだけど映り込みが凄い‼ |
肝心のFire HD8のことを書いていませんでした(;’∀’)Fire HD8のOSはandroid OSをベースにしたAmazon独自のFire OSが入っています。初期設定は非常に簡単です。画面の指示に従って、Googleアカウントや使用言語、Wi-Fi設定を行うだけで使えるようになります。Fireタブレットのちょっと凄いところは、Fireタブレットの使用が2台目以降の方は、使用するGoogleアカウントを選ぶだけで面倒なWi-Fiの設定を自動でしてくれるようになっているところでしょう。Wi-Fiパスワードの入力は地味に面倒臭いですよね。初期設定を一通り終えると、色々なアプリのアイコンが並んだ「android風な(というかandroidですが)メニュー画面」になります。Amazon Prime会員向けのサービスに関するアプリは初めから一通りインストールされています。インターネットブラウジングには、Fire OS独自のSilkというブラウザーを使います。購入したばかりの状態ではGoogle chromeやGoogle playはインストールされておらず、そのままではGoogle chromeもGoogle playもインストールすることはできません。初期状態ではAmazonが用意してくれているアプリしか使えませんが、もっと色々なことがしたい人は購入後に「Fireタブレット Google」などで検索してみると良いかもしれません(というか、必須だと思います)。
さてタブレット本体の準備が色々できたら(謎)、早速ブラウジングをしてみます。2018年モデルのHD8でもインターネットの閲覧やYouTubeアプリの動作は大きな問題はありませんでした。しかし、2020年モデルのHD8は、2018年モデルよりもCPUとメモリーがパワーアップしており動作が非常に快適になっています。2020年モデルは2018年モデルよりもワンテンポ反応が早いような気がします。
人それぞれの準備があるかもしれない |
Fire HD8はWi-Fi専用モデルなので、Wi-Fiがない環境ではPrime MusicやPrime video、YouTubeなどが使用できません。もちろんポケットWi-Fiやスマホとのテザリングを使用することもできますが、私はオフライン状況下で使いやすいように、ちょっとした暇つぶしの時に見たい映画や動画のデータをGoogleのFilesというアプリ保存しています。実は2018年モデルのHD8はFilesの動作がもっさり重かったのですが、新型のHD8では普通に使用することができるようになっていました。タブレット自体の値段は変わっていないにも関わらず、このように進化していることは非常にありがたいです。
CPUとメモリーの進化といえば、やはりゲームでの性能を試してみたくなりますよね?というわけで太鼓の達人とPUBGモバイルをダウンロードしてみました(太鼓の達人とPUPGはGoogle Playより無料でダウンロードできます)。まずは太鼓の達人をプレイしてみます。2018年モデルは、プレイモードが「かんたん」「ふつう」の時までは結構楽しめたのですが、「むずかしい」以上になるとリズムと音楽のラグが発生しやすく、非常にプレイし辛くなっていました。私の腕がアレなのもありますが、やはり音ゲーでリズムと音楽のラグが大きいとまともにプレイできません。しかし、2020モデルは凄いです。私の腕前でも「むずかしい」モードでプレイできてしまいます。HD8の性能がアップしたおかげで初めて難しいモードで「おしえて くまとも」をクリアすることができました。
続いて、PUPGモバイルを試してみます。2018年モデルでは、PUBGモバイルは動作が少々カクツキが目立ちました。プレイはできるのですがPUBGモバイルをするには性能が少々足りないようで、正直ちょっと操作がし辛い上に、マップのダウンロードなどでも時間がかかりました。またプレイ中の画像と音のラグを感じる場面が結構ありました。しかし、2020年モデルではヌルヌルとまではいきませんが、十分に遊べるレベルにはなっていると思います。おまけに2020年モデルはWi-Fiが「ac」まで対応するようになってので、データのアップデート、マップのダウンロードの時間が目に見えて早くなってゲームプレイの快適性がかなりアップしています。
追記2021年1月2日:FPSが好きならコールオブデューティーモバイル(無料)が超絶におススメです。普通にサクサクプレイできます!!
余談ですが、風の噂でFireタブレットでプロコンが使えると聞いたので試してみたのですが、なんとびっくりちゃんと認識しました。メニュー画面で使用アプリを選ぶところまではできました。しかし、そのままではPUBGモバイルをプレイすることはできませんでした。どうすれば使えるようになるのか、ご存知の方は教えていただけると嬉しいです。
接続はできたのだが・・・ |
動作確認の情報求む!! |
終わりに
本日は2020年6月にリニューアルされたFire HD8タブレットについて紹介しました。1万円を切る驚異のコスパにも関わらず、インターネットのブラウンジグはもちろんYouTubeもストレスなく見ることができる性能に加えて、今回リニューアルされた2020年モデルでは、太鼓の達人やPUBGモバイルまでも楽しめる性能に進化していました。2020年モデルになってCPUやメモリーが進化したことは大きいですが、2018年モデルはWi-Fi「n」までの対応だったのが、2020年モデルでは「ac」に対応するようになったことで快適さが大幅にアップしています。ちょっと話はそれますが、2018年モデルまではHD8とHD10の間に価格以上の大きな性能差がありました。CPUやメモリー、Wi-Fi、そして画質など性能面では明らかにHD10だったのです。しかし、今回のHD8のリニューアルによって、HD10との性能さがかなり縮まった気がします。
2018年モデルのWi-Fi「n」だと70Mbps |
2020年モデルのWi-Fi「ac」だと260Mbps !! |
説明し忘れていましたが、2020年モデルのHD8は、2018年モデルに比べて画面が非常に明るくなっています。ゲームなどをしない人であれば動作の快適さ以上に、画面の明るさが一番大きな変化だと感じるかもしれません。私も2018年モデルのHD8は、画面が暗く感じていたので画面を明るくするアプリを入れて対応していましたが、新型は輝度を最大にするとまぶしいくらいに明るくなり、ある意味、屋外でも使えるくらいの明るさに進化していると思います(Wi-Fi専用モデルですが(笑))。下の写真のように、グレアフィルム+輝度アップアプリを使っている2018年モデル(写真左)よりも、ノングレアフィルムを貼っている2020年モデル(写真右)の方が明るくて鮮やかな色合いに見えると思います。
そして、個人的に強調したい一番大きな進化は、充電がUSBタイプCに対応することで充電速度が劇的にアップしたことです。写真をご覧ください。HD8付属の5Wの充電器を使用した場合は約50%充電時から充電完了まで約2時間かかります。正直言って結構遅いですよね。
50%で2時間は長い |
AmazonのHD8販売ページによるとHD8Plusは9Wの充電器が付属しており、HD8よりも充電速度が速くなっているとの説明があります。普通のHD8を9Wの充電器で充電したらどうなるのでしょうか?そこで、HD10に付属している9Wの充電器を使用してみました。なんと、充電完了時間が1時間20分程度に短縮されました。HD10付属の9W充電器とHD8Plus付属9W充電器が同じものかはわかりませんが、2020年モデルのHD8は性能が良い充電器を使うとことで充電時間が短縮されるのかもしれません。
40分も短縮 |
もっと性能が良い充電器を使うとどうなるのかが気になったので、スマホ用に使っていたNIMASOさんの18W急速充電器(品切れでリンクが貼れませんでした)とRAMPOWさんのUSBタイプCケーブルで充電してみます(どちらもPD規格です)。なんとびっくり充電「完了まで53分」と表示されました。HD8付属の5W充電器の半分以下の時間で充電できてしまう計算です。今回の充電実験の結果を踏まえると、HD8とHDプラスの差はワイヤレス充電とメモリーだけの差なのかもしれません。もちろんこれはこれで大きな差とも言えると思いますが、人によってはHD8Plusではなく、あえて価格が安いHD8を選択するのもありだと思います。ただし、メーカーの保証がどうなるかはわからないので、急速充電を試す人はあくまでも自己責任でお願いいたします。
急速充電だと中々早い |
今回(注:2020年8月です)実施されたFire HD8 2020年モデル初のAmazonセールでの値引き金額は、タイムセールにしては控えめの3,000円でした。今までの値引き傾向を考えると、今後のセールでは4,000円以上の値引きの時があるかもしれません。また、今回は上位モデルのHD8 Plusは値引きされていなかったので、今後のセールでHD8 Plusが値引きされる可能性もあると思います。もしもHD8Plusが値引きされたら、また買ってしまいそうで怖いです。本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
追記2021年1月:セール時は注文が殺到して商品の到着が遅くなってしまうことがあるので(特にFireタブレットは数週間遅くなることがあります)、迷っている方とりあえずポッチっておいて、それから色々調べるのがおススメです(Amazon商品は注文後のキャンセルが可能で、かつ未開封であれば全額返金保証があるためです。出典:Amazon返金ポリシー)。
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