【ASUS UM425IAレビュー】ハイレゾ音源にも対応したZenBookは進化を続けるウルトラモバイルPC

 

 

ASUS ZenBookASUS ZenBook UM425IA レビュー
今後レビュー予定の製品を自己リーク(笑)

 

はじめに

本日はASUSさんの最新ノートPCの一つであるZenBook 14 UM425IAを紹介いたします。UM425IAは、以前ご紹介したASUSさんのノートPC VivoBook M533IAと同じく2020年9月10日に発売されたノートPCです。私がノートPCレビューをする度に、うるさいくらいに比較用PCとして登場するZenBookシリーズの最新版ということになります。ここだけの話、ZenBookユーザーの私としては、VivoBookよりも先にこちらを試したかったというのは内緒です()

 

ダイヤモンドカットはキラリと光ってカッコいい♪

 

早速ですが、簡単にスペックを確認してみましょう。ASUSさんのお話によるとセールスポイントは次のようになっています。

    驚きの1.25kg軽量パソコン

    シャーシと天板は、軽量なダイヤモンドカットを施したアルミニウム合金製

    薄さ約14.3mmの薄いボディ。超狭額ディスプレイで最小級の14インチノートパソコン

    画面占有率90

    MIL-STD810G認証ーミリタリーグレードの耐久性

    最大21時間のバッテリー寿命

    急速充電機能は49分以内に60%まで、バッテリーを充電可能

    Wi-Fi6搭載

 

今回の記事は以上です。

 


 (奥)UX433FN(手前)UM425IA

 

 と言うわけにはいきません()UX433FN 愛用者の私としては前述した8つのポイントだけも「なるほど」と頷ける進化を感じ、ASUSさんの公式HPでスペックシートを眺めただけでも「これは良い」と思えるのですが、多くの読者様は実際の使い勝手がどうなっているのかが気になっていると思います。今日は実際にこのUM425IAを使いこんで色々とレビューしていきたいと思います。ZenBook愛用者だからこそ、今回は厳しめにチェックしていきますよ!!


使ってみた

サイズ感、画面、バッテリー持ちは?

 今回ASUSさんからお借りしたUM425IAはパイングレーと名付けられた引き締まったメタリック感のあるカラーリングの14インチサイズのノートPCです。前回紹介したM533IAに比べるといかにもノートPCという感じの色合いです。UM425IAPCの天板、パームレスト、底板の三か所がアルマイト加工でパイングレーに染められたアルミニウム合金でできています。見るからに丈夫そうな筐体で、例のごとく米国国防総省が規定する装備品の耐久性能に関する企画であるミルスペックをクリアしていますので、鮨詰めの満員電車に揺られて通勤するビジネスマンでも安心して持ち運べると思います。遊び心のある色合いが魅力のVivoBookに比べると、ZenBookは「ガチPC」といった雰囲気を醸し出しています。前回紹介したVivoBookよりも一回り画面サイズが小さい14インチのノートPCなので、大抵のカバンすんなりと収まって持ち運び時に邪魔にならないサイズだと思います。

 

ダーク系で渋い外観。天板には同心円
状のヘアライン加工が施されている

 PCの性能面を見ていきましょう。液晶画面は14インチサイズのノングレア液晶です。液晶画面のベゼルはアルミニウムではなく樹脂製です。ベゼル自体はかなり細く、液晶画面上が8.9mm、横が2.5mmです。この細いベゼルにWindows Helloに対応した92万画素の赤外線対応IRカメラが埋め込まれているので、コンピューターの電源を入れるとIRカメラが一瞬で顔認証をしてPCを起動してくれます。

 ぱっと見、私が使用している2年前のモデルであるUX433FNと比べてみるとかなり雰囲気が違います。UX433FNの液晶画面は光沢のあるグレア液晶で、写真のように液晶画面とベゼルが一体になっているため、まるで全面が画面のように見えます。様々な環境でPCを使用するビジネスマン的には、おそらくノングレア液晶のほうが使い勝手が良いと思いますが、デザイン的には好みが別れそうですね。

 

反射が抑えられたノングレア液晶

クリアな画質のグレア液晶

顔認証は本当に高速


 続いてPC本体の重さや大きさ、バッテリーの持ち時間はどうでしょうか。まとめてみるとこのようになります。

 

UM425IA

バッテリー駆動時間:約21.1時間 バッテリー充電時間:約2.2時間

高さ:14.3mm 幅:319mm 奥行き:210mm 質量:約 1.25Kg

 

UX433FN

バッテリー駆動時間: 12.5時間 バッテリー充電時間: 2.6時間

サイズ 高さ: 15.9mm 幅: 319mm 奥行き: 199mm 質量: 1.25Kg

 

 さすがにUM425IAはニューモデルだけあって、バッテリーの持ち時間が抜群です。何と公称値は20時間オーバーです。UX433FNも通常の使用であれば、バッテリーは一日もちますが、夕方になると少々心もとないバッテリー残量になってしまいます。実際にUM425IAをオフィスソフトの使用やネットのブラウジング中心の仕事で丸一日使用してみたところ、夕方になってもバッテリーが50%近く残っていました。製品が新品に近いということはありますが、これだけスタミナがあれば通常の使用をする分にはACアダプターの持ち運びは必要ない気がしました。

 

付属ケースはメールアイコンみたいで可愛い


 続いてサイズを見ていきましょう。UX433FNよりも高さが1.6㎜も薄くなっています。実際に手に取ってみても、UX433FNよりも薄いことが感じられるレベルで薄いです。幅や重さはUM425IAUX433FNは全く同じです。現在多くのメーカーから発売されているモバイルノートPC11.6インチや13インチの物も多いですが、開く場所を選ばずに持ち運びがしやすい最大サイズは14インチくらいかもしれません。前回紹介したVivoBook M530IAのように15.6インチのPCになると、電車の座席に座って使用するようなシチュエーションだと、周り人への迷惑にこそならないものの、PCの出し入れをする際には若干取り回しが悪くなると思います。UM425IA14インチというサイズは電車の中で広げても横の人に迷惑が掛からず、バッグへの出し入れもし易い、日本の社会に合った絶妙なサイズだと思います。一点気になったのはUX433FNに比べると奥行きが11㎜広くなっています。できれば同サイズを維持して欲しかったです。実用上大きな問題は起きないかもしれませんが、写真のように比べてみると意外と大きな差を感じます。

 

重ねてみるとUX433FNよりも少し大きい


キーボードの使い心地は?

 続いて、キーボードを見ていきましょう。この手のガチPCを選ぶ人にとって、キーボードの感触は非常に重要なポイントだと思うので少々長くなってしまいますがご容赦ください。UM425IAのキーボードは筐体の幅を最大限に使っています。この辺りは従来のZenBookとは違った仕様です。キーボードの右端に電源ボタンと一部の特殊キーが追加されています。今まではf9f12辺りに設定されていた特殊キーを右端に移動した感じなのですが、個人的には少々?な設定に感じました。個人的な好みの話かもしれませんが、私が今まで使ってきたノートPCではそのあたりに「home」「pgup」「pgdn」「end」が設定されている機種が無かったため、「backspace」を押そうと思って「home」を押してしまうことが時々ありました。少し話が逸れますが、最近のノートPCで良く見かけるキーボードの一番右上に「電源」スイッチがある仕様も、PCに慣れている人ほど「backspace」や「delete」との押し間違えが多いと聞きます。私も最近はキーボードの右上に電源スイッチが配置されているPCを使っていますが、その配置のPCに変えた当初は、ちょこちょこ押し間違えて無駄にスリープ画面にしていました。今は、押し間違えなくなったので、あくまでも慣れの問題だと思いますが、慣れるまでは押し間違えを覚悟した方が良いかもしれませんね。とは言っても、基本的な配列は標準的なノートPCで非常に使いやすい配列だと思います。

 

右端に特殊キーの一部が移動した

キーボードの範囲は結構変わった
 
 
 次はキーボードの色について見ていきましょう。UM425IAのキーボードはキーの色は黒色で、文字が白抜きになっていて非常にキートップの文字が読みやすいです。VivoBook M533IAUX433FNのキーの色はシルバーで文字が透明(視覚上は黒に見えます)なのですが、明るい場所でバックライトをつけると光の当たり方によっては逆に文字が読みづらくなります。もちろんキーボードなんて一切見ない猛者には関係ないことかもしれません(いや、それだとバックライト自体意味がないですかね())。PCの一体感を考えると、キーの色がパームレストと同色の方が格好良い気がしますが、バックライト仕様のキーボードの場合は黒色のキーの方がキーボードに印字された文字が見やすくあらゆる場面で使いやすい気がしました。
 

 

黒いキーとバックライトは相性が良い

銀色のキーとバックライトは見づらい


 最後にキータッチについて見ていきましょう。キーとキーとの間隔は最近のノートPCとしてはよくある19㎜程度の幅になっています。キーストーロークも14㎜程度で良い感じです。ASUSと言えばエルゴリフトヒンジです。エルゴリフトヒンジとは、PC画面を開いた際にキーボードに自然と傾斜がつく構造です。この構造によってキーボードの入力がしやすくなり、更にキートップについたわずかな凹み(0.15㎜)によって良好なキータッチを得ることができます。打鍵感や打鍵音は、私が使っているUX433FNよりもソフトで静かになっている気がします。個人的にははっきりした打鍵感と打鍵音が好きですが、静かなオフィスで使う方やWeb会議をする際にはキーボードの打鍵音が静かな方が良いかもしれませんね。

 

ハードウェア面

今回使わせていただいたUM425IACPURyzen7 4700Uを搭載し、メモリーは16GBSSD512GBのモデルです。グレードによってOfficeソフトがMicrosoft OfficeかWPS Office、メモリー容量の差(8 or 16GB)があります。まず最初はCPUをチェックしていきましょう。前回紹介したVivoBook M533IAと同じRyzen7 4700Uを搭載しています。4700Uは非常に優秀なCPUで、通常の作業では困ることがあり得ないと言っても過言ではないほどのハイスペックCPUです。しかもCPUは全グレード共通です。今回もUM425IAを使って記事を一本作成しましたが、オフィスソフトやインターネットのブラウジングにおいてはストレス0で使うことができました。このCPUの凄いところはゲームができるレベルの内臓GPUを搭載している点だと思います。VivoBook M533IAと同じようにFortnite(フォートナイト)をプレイしてみましたが、低~中設定(影off)であれば、結構快適にに遊ぶことができました。ゲーミングPCではないので、キーボードの仕様はNキーロールオーバーではないと思いますが、仕事や勉強の合間に少し遊ぶ程度であれば十分普通に遊ぶことができると思います。ただし、タッチパッドでのプレイはさすがに辛いと思うので、マウスはあったほうが良いと思います。

 

   全てのグレードにRyzen7!!

 次にメモリーを見てみましょう。UM425IALPDDR43733Mhzという省電力にも関わらず、かなり高性能なメモリーを積んでいます。私のUX433FNのメモリーはLPDDR32133Mhzだったので大幅に進化していると言えるでしょう。その他のZenBookシリーズや最新のVivoBookシリーズと比較してもUM425IAのメモリーはかなり高性能だと言って良いと思います。余談ですが、CPUとメモリー、Wi-Fiカードはオンボードなので増設や交換はできない仕様となっています。

 

 ストレージはPCIe3.0×2接続のM.2 SSDで容量は512GBです。SSDの接続方式は最新のPCIe4.0でもなく、PCIe3.0×4でもない、PCIe3.0×2ということで響き的にはなんだか少し寂しい気もしますが、その分発熱が抑えられているのかもしれません。実際に使用していてSSDの速度が遅いと感じる場面はありませんでした。また、ストレージ容量は512GBあるので、普段使いで特別困ることはないと思います。しかし、ゲームをダウンロードしたり、動画を保存する人やモバイル兼メインPCとして使いたいユーザーであれば少々心許ないストレージ容量だと思います。SSDというストレージの特性上、容量が大きい方が速度も耐久性も上がるためできれば1TBSSDを積んで欲しかったというのが正直な感想です。

 CPUやメモリー、Wi-Fiカードと違って、ストレージは通常のM.2 2280なので物理的には交換可能です。しかしながらASUSでは基本ユーザーによる増設や交換はサポートしていないため、交換による不具合が生じた際には、あくまでも自己責任ということになります。

 

  NVMe2280サイズであれば交換できる(SATA方式対応かは不明)

しかし、VivoBook M533IAの時と同様の裏技があります。ASUSのあんしん保証プレミアム3年パック(有料)に加入すると、保証期間3年間(1年最大1回の無償修理に対応)の間は故障時に無償修理が可能になります。恐ろしいことにこの保証は故障理由を問わず、3年間の間、年1回まで無償修理してもらえるのです。故障理由を問わずというのは、パーツ交換はもちろん、通常のメーカー保証では対象とならない水没や落下による破損、落雷、火災、さらにコンピュータウィルスによる感染など、極端に言えば何が起きても、何をしても、どんな故障原因であっても保証対象とのことです。

 

ノートPCを購入する時に量販店の長期保証に入るかどうかを迷う人は多いと思います。特にノートPCを持ち運んで使う人は、家の中で半据え置き状態で使用する人よりも故障リスクがあります。ASUSの保証プレミアム3年パックは、多くの量販店の長期保証よりも明らかに手厚い保証にも関わらず金額的に安いと思います。

UM425IAをガンガン持ち運んで使う予定の人や、SSDの変更を検討している人は入っておいて損はない保証だと思います。ちなみにPCに不具合が起きて、保証を使う際にはPCを購入時の状態に戻してASUSに送る必要があります。SSDを交換して使う予定の人は元のSSD(中身のデーターはフォーマットされていてもOKです)を無くさないように注意しましょう。ASUSの保証に関して詳しく知りたい人はこちらをご確認ください。https://asus-event.com/anshin/  

 追記:詳しいスペックはこちらからも確認できます。

UM425IA-AM008T(WPSオフィス&メモリ―8GBモデル)

https://jp.store.asus.com/store/asusjp/ja_JP/pd/productID.5438113800

UM425IA-AM008TS(Microsoftオフィス&メモリー8GBモデル)

https://jp.store.asus.com/store/asusjp/ja_JP/pd/productID.5438113700


UM425IA-AM016TS(Microsoftオフィス&メモリー16Bモデル)

https://jp.store.asus.com/store/asusjp/ja_JP/pd/productID.5438113600


 さて、気を取り直して(?)UM425IAのインターフェース類を見ていきましょう。PCの両サイドにあるジャック類はこのような感じです(写真)。非常にシンプルにまとまっています。今回のインターフェース部の最大の目玉(だと私が思っている点)は、ZenBookシリーズがついにUSBタイプC充電&給電に対応したという点です。正直言って本当に長かったです。ほとんどのスマホがタイプCの急速充電に対応している中で、ノートPCだけ未だにACアダプターを持ち歩かないといけないのは何とも効率が悪過ぎでした。

 

左からmicroSD、USB3.0

4K対応HDMI、USBタイプC(3.1 Gen2)


 UM425IAは付属の最大20V=3.25A 65W出力のUSBタイプC接続のACアダプターを使えば、49分の充電で60%まで充電できます。しかもUSB PD規格の充電器にも対応しています。普段からスマホ用にUSB PDの充電器を持ち歩いている人であれば、ついに充電器を一つにまとめることができるようになったのです。しかし一点ASUSさんにお願いがあります。これはずっと思っていたことで、かつほとんどのASUSユーザーが感じていることだと思うのですが、「ACアダプターのコンセント部分を折り畳みタイプにしていただけないでしょうか(汗)」今回、晴れてUSB PD対応になったので、折りたたみできる社外品の充電器を使えば良いようになったわけですが、折角なのでプラグ部分が折り畳みできる充電器を付属するようにして欲しいです。

 

ついにUSBタイプCの急速充電に対応した

終わりに

 本日はASUSさんより、2020910日に発売されたUM425IAを紹介しました。UM425IAZenBookシリーズを使いこんできた人であれば納得できるハイスペックノートPCだと思います。しかし現役のZenBookユーザーだからこそ、厳しいこともいくつか述べさせてください。

  一つ目はインターフェース部分です。シンプルにまとまっていると前述しましたが、個人的にはUSBタイプCではない通常のUSBをもう一口つけて欲しかったです。UM425IAUSBタイプCが二口ある代わりに通常のUSBは一口分しかありません。例えばパワーポイントでプレゼンをする際などは、まだまだ通常のUSB接続の有線or無線マウスとUSBメモリーを同時に使ったりすることがあると思います。また、通常のイヤホンジャックが無くなり、USBタイプCにオーディオジャックアダプターを接続する仕様になってしまった点も少し残念な点です。ハイレゾ対応の高性能オーディオジャックなのですが、オーディオジャックアダプターを持ち運ぶのが微妙に面倒というか・・・失くしそうです(;^_^A。この辺りは筐体が薄くなったことや、時代の変化によるものかもしれませんが、未だに普通のUSBやオーディオジャックを使っている人はきっと私だけではないと思います。

 

ハイレゾのオーディオジャックと1GbpsのLANアダプター。性能は良いのだけれど・・・


二つ目は冷却ファンの動作音についてです。図書館レベルの静かな環境で、ほぼ同じ仕様のVivoBook M533IAでは冷却ファンの動作音が特に気にならなかったのですが、UM425IAはバッテリーセーブの低負荷時でも、ファンが回っている音が聞こえます。もちろんうるさく感じるレベルの動作音ではなくPCから少し離れると聞こえないレベルの音のですが、冷却ファンの仕様が違うのか、ファンコンロールの設定が違うのか・・・My ASUSからファンの設定ができるようなので、気になる人は状況に応じて設定変更するのが良いかもしれません。余談ですが、My ASUSを使うことで、UM425IAとAndroidスマートフォンをシームレスに連携できるようになり、スマートフォンの画面を共有するミラー機能や通話機能、PCの過充電を防ぐことができる機能等、様々な便利機能を使うことができます。

 

androidスマホならシームレスに使える


三つめは液晶画面の仕様についてです。UM425IAの液晶画面は光の反射を防ぐ、光沢のないノングレア液晶です。グレア液晶とノングレア液晶のどちらが良いかは正直好みだと思いますが、色の鮮やかさという観点から見ると結構差があります。色鮮やかなグレア液晶が好きな人も一定数いると思うので、購入時に液晶画面の仕様が選べると嬉しいです。しかし、在庫管理の問題を考えると難しいのかもしれませんね。例えば、グレア液晶画面に予めノングレアフィルムが貼ってあって、グレア液晶が好きならノングレアフィルムを剥がすとグレア液晶にできるとか、純正でノングレア保護フィルムが付属してきて、好みに応じて自分で貼れるといった設定がされていると面白い気がしました。

 

UM425IAの色合い

 

UX433FNの色合い

最後はタッチパッドの仕様についてです。UM425IAはタッチパッドがかなり広くなりました。タッチパッドの表面仕上げや反応も上々で非常に使いやすいのですが、ナンバーパッドやスクリーンパッドが搭載されなくなってしまったのは正直残念に思いました。上位モデルのエキスパートブックシリーズがあるからかもしれませんが、ASUSの顔である(と私が思っているだけかもしれませんが)ZenBookシリーズには、なるべくその時代の最先端の物を積んで欲しいと思っています。

 

ナンバーパッドやスクリーンパッドが欲しい

色々と厳しいことを言ってきましたが、これもZenBookシリーズへの愛があるからです。総合的には見ればUM425IA13インチPC並みの軽量コンパクトかつ頑丈な筐体に、高性能なRyzen 4700Uを採用して、非常にオールラウンドに使えるPCで、その性能は流石ZenBookと言えるものだと思います。付属のオーディオジャックアダプターはハイレゾ音源にも対応しており、メルセデスやBMWでも採用されているハーマンカードン監修の音響を搭載しているので、音響にこだわりのあるユーザーの所有欲も満たしてくれるのではないでしょうか。インターネット性能はWi-Fi6を搭載し、同梱の有線LANアダプターを使えば1Gbpsの高速インターネットにも対応しているので、長く第一線で戦えそうな性能を持っています。そして本モデルから遂にUSB PD充電に対応しました。これによって安心してどこにでも持ち運べる、まさにウルトラモバイルPCと呼んでよいZenBookに進化したのかなと思います。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ZenBookの進化は止まらない


 

PS:書き忘れていました。ZenBookシリーズにもVivoBookシリーズのようなカラーバリエーションが欲しいですね。

 

下のリンクは今回の記事で取り上げたUM425IA、私の愛用するUX433FN、スクリーンパッド搭載のUX434FLです。リンク先は全部8Gモデルです。リンク先から様々な仕様のモデルを見ることができます。



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