【LZ HIFI AUDIO A2 PRO レビュー】上品で上質なミルフィーユサウンド

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ゴージャスな見た目(*´▽`*)🍀✨

はじめに

 みなさん、こんにちは。三流心理カウンセラーです(*´▽`*)🍀✨少し今更になってしまいますが、昨年の後半は微妙に忙しい日が続いてしまいブログやYoutube動画の更新が思ったようにできませんでした。しかし、そのような状態にも関わらずいつも応援していただきありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m


中々更新されないYoutube動画はコチラ(*´▽`*)🍀✨


 さて、本日はLZ HIFI AUDIOの「LZ A2 PRO」についてレビューしていきたいと思います。LZ HIFI AUDIOは中国に拠点を置くHiFiオーディオメーカーで、同社のイヤホンを使うのは今回が初めてです。レビュワーとしては新製品の情報を早くお届けした方が良いと思うのですが・・・じっくりと使用してからのレビューになっています(・_・;)(笑)

とても綺麗な筐体ですね✨

 LZ HIFI AUDIOからは以前に「LZ A2」というモデルが販売されていたので、今回レビューする「LZ A2 PRO」は名前的には後継モデルか上位モデルのようなイメージでしょうか。以前の「LZ A2」も今回の「LZ A2 PRO」と同様に、イヤホン片側に1基のダイナミックドライバー(以下、DD)と2基のバランスド・アーマチュア(以下、BA)を搭載したハイブリッドドライバー構成のイヤホンになっています。ちなみに以前の「LZ A2」はイヤホン筐体がオーソドックスな樽型(?)のイヤホンでしたが、今回発売された「LZ A2 PRO」は最近の中華イヤホンでは標準の形状になりつつある、エルゴノミック&イヤモニ形状の一本になっています。


イヤホン内部の作りも綺麗だと思います。


 「LZ A2 PRO」に搭載されているドライバーは、SAE球状複合ダイヤフラムと名付けられたDDと、高級イヤホン御用達のknowlesBA(型番は不明です)です。最近の中華イヤホンには高級イヤホンの代名詞であるknowlesBAが普通に搭載されるようになってきていますね。嬉しいような、ありがたみが少し減ってしまうような複雑な思いがありつつ、良いドライバーが搭載されているのはやはり嬉しいことだなと思います。そんな「LZ A2 PRO」の音を簡潔に表現すると「適度に深みのある上質な低音の上に、ハリのある心地良い中音域から高音域が層のように重なり合い、品の良い音のハーモニーを作り出すミルフィーユのようなサウンド」です。ちょっと食レポのような、わかるようなわからないような微妙な表現になってしまいましたが、詳しくは、このあとじっくりと見ていきたいと思います。本日も最後までお付き合いをよろしくお願いいたします(^_-)-☆👍

純正イヤーピースはS社タイプ!?

使ってみた

 まずはパッケージから見ていきましょう。白い紙製のパッケージで「LZ A2 PRO」がカラーでプリントされています。外箱をスライドさせて外すと、さらに白い内箱が出てきます。蓋を開けるとベロア調の高級感があるウレタンモールドにイヤホン本体とLZ HIFI AUDIOと書かれた丸形のハードケースが出てきます。

パッケージングは中々高級感があります。

 付属品はシリコン製のイヤーピースが二種類3セット(S,M,L)、ハードケース、金色のケーブルです。ケーブルはAmazonの販売ページの説明によると、OFC+銀メッキとなっています(見た感じは明らかに金メッキに見えますが)。イヤーピースは透明なプラスチックケースにまとめて入っているのが何気にいいかもしれません。ハードケースは外側が(おそらく)アルミで、内側はプラスチックです。かなりしっかりした作りなので、満員電車に乗ってもイヤホンを安全に持ち運ぶことができると思います。付属イヤーピースの黒い方は某S社のイヤーピースそっくりです。傘の部分も中華イヤホン付属のものとは違った柔らかな感触のシリコンでとても装着感が良いです。

付属品は高品質です

左のイヤーピースはS社インスパイア!?

イヤーピースはLZ HIFI AUDIOのケースに入っていました。


スペックは以下のようになっています。

周波数帯域:20-20000Hz

インピーダンス:15Ω

感度:112dB/mW

防塵機能:IP6X


スマホ直挿しでも音量は十分に取れます。

 上記の数値はアマゾンの販売ページからの引用です。周波数帯域は一般的な数値ですね。インピーダンスと感度のバランスを考えるとスマートフォンでも普通に良い音で鳴らすことができそうに見えます(最近のスマホはイヤホン端子が無いモデルの方が多いですが)。面白いのが防塵機能レベルの表記がありました。IP6Xだと完全な防塵機能ということになりますが、何となく何かの間違いではないかと思いますが、イヤホン筐体にはちゃんとベント孔が開けられた良い音を追求した構造になっていると思います。

ベント孔はイヤホン後方にあります。

そろそろ実際に音を聴いていくことにしましょう。機材はASUS Zenfone8Audirect Beam2SE-21を接続して、AmazonプライムミュージックUnlimitedからyamaさん「Oz.」(UHD 24bit/96KHz)を聴いていきます。

この組み合わせで聴いていきます(*´▽`*)

0:00~ ヴォーカルのサビメロからスタートしてAメロに入っていきます。knowlesのBAらしく細かい息遣いのニュアンスが聴こえつつ、余計な倍音を感じないスムーズなサウンドです。バスドラムのサウンドは重さはあるものの量感が控えめでタイトな鳴り方です。ピアノの和音は明るめに聴こえます。

付属イヤーピースはクオリティーが高いです♪


0:20~ アコースティックギターのサウンドが入ってきます。「LZ A2PRO」は金属感と深みのバランスが自然で暖かみを感じる音作りです。丁度いい言葉が見つかりませんが、この手のハイブリッドイヤホンとしては結構節度を持った低音域のチューニングだと思います。また、高音域はキンキン尖った感じの耳に刺さる鳴り方ではなく上質な金属感です(謎)


0:32~ ベースやドラムなどバンド隊が一通り入ってきます。音場は普通くらいです。スネアやシンバル、アコースティックギターのような金属系のサウンドが増えますが、このあたりの表現が秀逸で、それぞれのシャリっとした感じがミルフィーユのように重なりあって、それぞれの鳴りがお互いを邪魔しません。ベースの鳴り方には、しっかりと主張はあるものの一歩下がった位置で鳴ってくれています。低音域の重さや主張はしっかりとあるのにタイトに鳴るのがSAE球状複合ダイアフラムの特性なのかもしれませんね。SAE球状複合ダイアフラムという名前は結構破壊力が強い(謎)ですが、knowlesのBAを活かすような方向性で上品な味付けがされていると思いました。


スマホ直挿しでも良い音がしました🎵

終わりに

 本日はLZ HIFI AUDIOの「LZ A2 PRO」についてレビューしていきました。「LZ A2 PRO」はイヤホン片側にDD(SAE球状複合ダイヤフラム)を一基、knowles製のBA(型番不明)を二基搭載したハイブリッドドライバー構成のイヤホンでした。SAEは炭素鋼振動板と言うことなので、恐らく金属系のダイアフラムと言うことになるのでしょうか?詳しくはわかりませんが、別にサウンドが金属的になると言うわけではありませんでした。「LZ A2 PRO」は「適度に深みのある上質な低音の上に、ハリのある心地良い中音域から高音域が層のように重なり合い、品の良い音のハーモニーを作り出すミルフィーユのようなサウンド」で、もう少し言えば、サクッとしたドライなサウンドで立体感を感じるようなチューニングバランスに仕上がっていたと思います。

knowlesを積んだライバル機達


 昨年、2021年は1万円前後の価格帯でDD&BA(knowles)を搭載したハイブリッドドライバー構成の魅力的なイヤホンが複数のメーカーから発売されました。実際に音を聴く前は中華イヤホンによくある、販売チャンネルが違うだけで同じ製品なのかなぁと思っていましたが、実際に音を聴いてみるとそれぞれが違ったチューニングで仕上げられていて、しかも、どの製品も甲乙つけがたい仕上がりでした。優れた製品が次々と販売されることは素晴らしいことだと思います。しかし、中華イヤホンの多くは実店舗で販売をしていないことが多いため、購入前に試聴することができません。購入を検討する時はブログやYouTube動画やAmazonの販売ページの説明やレビューを参照するしかないのが現状です。そういった意味で言えば、私のようにレビューが遅いレビュワーは色々とアレなのかもしれないなと思いつつ、繰り返しになりますが、いつも支えてくれるブログ読者様とYouTube視聴者様、そして製品を提供してくださるメーカー様、セラー様には本当に感謝しています。本日も最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m

上品なミルフィーユサウンド(*´▽`*)🍀✨

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