【TANGZU FuDu レビュー】大人っぽいサウンドとデザインのハイブリッドドライバー構成イヤホンだけど・・・

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FuDuとNICEHCK Blackinkの組み合わせがgoodでした(*´▽`*)👍🍀✨

はじめに 

みなさん、こんにちは🌞三流心理カウンセラーです(*´▽`*)🍀✨本日はTANGZUの「FuDu」についてレビューしていきたいと思います。TANGZUと言えば、王朝シリーズのイヤホンでおなじみのブランドですが、今回リリースされた「FuDu」はメーカー曰く「「Zen」の哲学に抱擁するとのことで、従来の中国の伝統的な文化的デザインからの脱却を図り、洗練された音質をミニマリスティックなライフスタイルの本質とシームレスに融合させることを目指して、当社のラインアップを革命的に変革します」

 (?)ということで、なんだかわかるような、わからないような感じですが、従来のどちらかと言えば少し派手なデザインの王朝シリーズとはデザインコンセプトを大きく変えて、「Zen」の哲学からインスパイアを得たミニマリスティクな、つまり無駄のないシンプルなデザインのラインナップということのようです。確かに以前のモデルは少々派手な感じで、オリエンタルでかっこいいという見方もあるかもしれませんが、今回リリースされた「FuDu」は以前の王朝シリーズよりも、現代的なデザインで多くの人からウケがいいデザインのような気がします。

シンプルで大人っぽいデザイン

 そんな「FuDu」はイヤホン片側に10㎜のダイナミックドライバーを1基、バランスド・アーマチュアを2基搭載した、片側3ドライバーのハイブリッド構成イヤホンです。DDとBAはともにオリジナルのドライバーで、低音域をDD、中音域と中高音域を1基のBA、高音域を残りの1基のBAが担っていて、それぞれのサウンドをネットワーク基盤でクロスオーバーさせて出力させています。チューニングの方向としてはパンチのある低音とクリアーなヴォーカルを狙った音作りで、全体的に荒さのない解像感のあるサウンドを目指しているとのことです。

https://amzn.to/3PX6Sxh
Amazon LINSOUL販売ページより

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 とりあえず、スペックの方を見ていきましょう。感度は106dB±1、インピーダンスは16Ω、周波数応答帯域は20Hz-20KHz、ということで結構鳴らしやすそうなスペックに見えますが、付属ケーブルは4.4㎜のみのようです。そういった意味では「FuDu」は完全にオーディオファン向けに作られた一本だと言ってよさそうです。DDやBAの型番は不明なのですが、前述したように基本的にオリジナルのドライバーを採用しているみたいなので、このオリジナルドライバーから奏でられるサウンドがどんなチューニングで仕上げられているのかに注目していきましょう。

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開封

 まずは付属品から見ていきましょう。イヤーピースは二種類3サイズ(S,M,L)、TANG SANCAI Balance typeとDIVINUS(ディバイナス)ベルベットチップスが付属しています。TANG SANCAI Balance typeは、最近増えつつある、薄くソフトなタイプのシリコンを使用したイヤーピースで、耳への密着性・フィット感が程よく調整されたタイプのイヤーピースです。イヤーピースの傘部分にすりガラスのように見えるシボ加工のような独特な加工が施されていて、装着時のズレを程よく調整して耳に密着させ過ぎないことで圧迫感の軽減や、適度な解放感が得られるようにしている雰囲気です。イヤーピースの形状や軸の長さがオーソドックスな形状になっているので、イヤホン本来の音を引き出しやすいデザインで仕上がっていると思います。一方、DIVINUS(ディバイナス)ベルベットチップスは、一見すると非常にシンプルなデザインで、触り心地がすごくつるつるしたイヤーピースなんですが、実は表面に特殊なエンボス加工がされていて、さらに軸の部分も入口よりも上部を広くすることで、高音域が減衰し辛いようにデザインされています。いわゆる、ヴォーカル重視のイヤーピースで採用されるデザインなんですが、本当に、滅茶苦茶つるっつるです。イヤーピースについた埃も、ふっと吹くだけで飛んでいくらしいので、ちょっと付け心地が楽しみです。

付属イヤーピースなのにおススメできる

 ケーブルはTANGZUらしい、少しゴムっぽい?シリコンコーティング系の編み込みケーブルで4芯の無酸素銅銀メッキケーブルになっています。イヤホンとの接続は0.78mmの2pin仕様で、差し込みがかなり固めです。個体差なのか、私の手元に届いた製品は端子を置くまで差し込もうとすると差し込みが滅茶苦茶硬いです。手持ちのケーブルをいくつか試してみてわかったのですが、どうやらイヤホン側の差し込み口の深さが浅いようです。ケーブル部分の雄コネクタの長さが3.5㎜の物は差し込めますが、4.0㎜のものだと奥まで差し込むことができませんでした。2Pin端子を奥まで差し込まずに使用すると、pin折れなどのトラブルにつながることがあるので注意が必要だと思います。私の場合は手元にあったNICEHCKのBlackinkがうまくフィットしたので今回はコチラのケーブルで試聴していきたいと思います。ちなみにNICEHCK社のケーブルでも、手元の製品のコネクタの長さを測ってみると、基本的に4.0㎜だでした。私の手元のBlackinkのコネクタ長が3.5㎜だったのはたまたまかもしれませんのでケーブル選びの際はご注意ください。

何故か付属ケーブルと本体の相性が・・・


音質チェック

 まずは低音域です。低音域はニュートラルからやや寒色寄りの音色で、量感で言えば6.5程度の程よい重さです。方向性としては固さが無いのにクリアーな感じでありつつ、重さの出し方に品があります。寒色だと硬質な低音を鳴らすモデルが多い気がしますが、「FuDu」の音色は硬質過ぎない引き締まった重さで、音の余韻もバランスが取れていると思います。サブベースまで感じられる深さはありつつ、圧迫感がないので、バスドラムやベースのニュアンスを感じやすいと思います。

左はDIVINUS、右はTANGZUのロゴになっています

 続いて、中音域です。中音域はニュートラルな音色で、量感で言えば5.5程度ややハスキーさを感じるドライ寄りの音色です。メーカーのセールストーク通り、ヴォーカルがクリアーで歌ものが聴きやすいと思います。音作り的には息遣いが自然に聴こえるタイプで、ヴォーカル重視イヤホンで時折見られる、いやらしさではなく、爽やかに切れる鳴り方で、ハイブリッド構成イヤホンの良さが良く出ていると思いました。

付属ケースはちょっとおじさん風(謎)

 そして、高音域です。高音域はニュートラルからやや寒色寄りの音色で、量感で言えば5.5程度、クリアーでキレの良い鳴り方です。適度にドライでありつつ、存在感のある鳴り方で、金属的な音の鳴らし方が非常に良くて、シンバルの金属的なシャリ感、クラッシュシンバルがシュワーんっと広がる感じなどに薄っぺらさがないのに耳にうるさくない塩梅が上手で、音割れや刺さり感もありません。全体的に大人っぽい雰囲気で鳴ってくれるあたりが「FuDu」の持ち味なのかと思いました。

個体差なのか、フェイスプレートがやや浮いている気がします

 最後は空間表現とその他の要素についてみていきましょう。音場の広さはやや広めで肩幅よりも少し広く感じます。音場の広さを感じるイヤホンはやや暖色で空間系のエフェクトが効いたような鳴り方の製品が多い気がしますが、「FuDu」は寒色寄りのドライなサウンドなので、音にくどさがなくて聴きやすい音作りに仕上がっています。全体的にすっきり感があるのに変な隙間を感じず、一音一音の厚さよりもアンサンブルで厚みを出してくれる鳴り方が非常に心地よく感じました。

付属ケーブルのピンは奥まで刺さらなかった💦

まとめ

 本日はTANGZUの「FuDu」についてレビューしていきました。「FuDu」はイヤホン片側に10㎜のダイナミックドライバーを1基、バランスド・アーマチュアを2基搭載した、片側3ドライバーのハイブリッド構成イヤホンでした。DDとBAはともにオリジナルのドライバーを使用して、それぞれの音域をバランスよくクロスオーバーさせることで、ドライでありながら楽曲に音の厚みを感じさせてくれるチューニングバランスで、聴こえ方的には立体感よりもフラットで全体的に大人っぽいサウンドを聴かせてくれる一本でした。

正直言って、音はかなり良いと思います。

 そして、今回の試聴時に使用したDIVINUS(ディバイナス)ベルベットチップスが非常に良かったです。装着する前は、すごくすべっすべな触り心地なので、こんなイヤーピースできちんと装着できのかなと心配だったのですが、実際に装着してみると耳に吸い込まれるようにスッと耳の奥に入ってきて、程よいところできちんと止まってくれました。耳への圧迫感が全然ないのに、程よくイヤホンをホールドしてくれて、正直初めての付け心地でした。この装着感の良さは、ベルベットチップスの性能だけではなくて、今回使用したNICEHCKのBlackinkと「FuDu」のイヤホン筐体デザインが良いからでもあると思います。NICEHCKのBlackinkは16芯ケーブルで網目が細かくて、使用されているケーブル被膜も非常柔らかいので、ケーブルがどのような方向にも引っ張られることがなくて自然な形をキープできるから、固いケーブルと違って、頭を動かしても変な方向にイヤホンが引っ張られないんですよね。そして「FuDu」のイヤホン筐体デザインはノズル部分の角度がさりげなく良くできていて、耳馴染みがとても良かったです。ただし、装着感は良いものの、イヤホン筐体の総合的なビルドクオリティ自体は少々微妙だったんですが・・・

相性のいいケーブルに変えることでポテンシャルを発揮!!

 「FuDu」は同社の王朝シリーズのようなゴージャスな見た目と違って、「膳の精神(謎)」を基調としたクールな印象のデザインで、デザインだけではなく、音作り自体もすっきりとした大人っぽい仕上がりだったので、個人的には結構好印象だったのですが、イヤホン筐体の造りにやや粗さを感じるところがあり、フェイスプレートの接着具合やケーブルの刺さり具合など、ちょっと昔の中華イヤホンっぽさを感じるというか・・・私が試したTANGZUの製品って、何故かそういう感じなんですよね。TANGZUはイヤホンの音作りに個性があって良い製品をリリースしているメーカーだと思うのですが、実際に今回レビューした「FuDu」も音作りは70$クラスのハイブリッドドライバー構成イヤホンとしては個性があって、いい味を出していたので、今後は製品のクオリティをブラッシュアップして欲しい気がしました。そんなわけで本日はこのあたりで終わろうと思います。本日も最後までご覧いただきありがとうございましたm(__)m🍀✨

(*´▽`*)ふーどぅ(謎)✨


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