【ASUS Zenfone7Pro レビュー】シムフリー端末の中でひときわ輝く個性を持ったハイテクハイエンドスマートフォン
スタイリッシュなZenfone7Proの箱 |
はじめに
朝晩に少し冬の気配を感じる今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。ここ数日、流行性ウイルスの感染が増えてきて、日々の通勤通学にストレスを感じている方も多いと思います。今年は麻疹も流行っているようなので、健康には気を付けて過ごしたいですね。不安を感じている時はその気持ちを共有できる身近な人と、お互いに十分に時間が取れて、かつ気持ちの余裕がある時に少し話をして、その不安な気持ちを共有することがストレスコーピング(ストレスへの対処)として役に立つと言われています。しかし、話す相手は誰でも良いわけではないので、慎重に話す相手は選んでくださいね。
本日ご紹介させていただくのは、ASUSさんから2020年10月23日に発売された最新スマートフォン【Zenfone7Pro】です。Zenfoneシリーズは高性能なandroidスマートフォンを求めるユーザーに人気のスマートフォンです。性能を大まかにまとめると、カメラのノッチが無い「オールスクリーンディスプレイ」、バッテリー残量を気にせずにガンガン使える「5,000mAhの大容量バッテリー」、サクサク動いてストレス知らずの「最新CPUと大容量メモリ&ストレージ」、そして、一度使うと癖になる「フリップカメラ」を搭載しています。シムフリースマートフォンでの展開になっており、対応バンドも広いので、DoCoMo、au、Softbankなどのメジャーなキャリアのシムを契約している人はもちろん、格安シムで運用している人にもおススメできる機種だと思います。
大きなディスプレイへようこそ(^^♪ |
最近のスマートフォンは、どの機種も性能が高く目立った差が見え辛いため選びにくさを感じている人も多いのではないでしょうか。スマートフォンは製品の特性上、見た目でアピールポイントを作ることが難しく、仮に見た目を美しく仕上げても、実際に使用する際にはケースに入れてしまうことが多いため背面のデザインを良くするメリットが少なく、製品ごとの差別化が難しいかと思います。そのような中で、多くの人はブランドで製品を選んでいるのではないでしょうか?今回ご紹介するZenfone7Proは、フリップカメラという非常に個性的なカメラを搭載しています。
このカメラ動くのだ |
多くのスマートフォンのアウトカメラは、筐体の背面に縦方向にカメラが配置され、ディスプレイ側にインカメラがセッティングされていることが多いです。そして、アウトカメラの性能が高く、インカメラの性能が低いことが多いのではないでしょうか?Zenfone7Proのフリップカメラは、通常時はスマートフォン背面に横並びで三つのレンズ配置になっています。そして、インカメラがあるはずのディスプレイにはカメラがありません。全面がディスプレイなのです。最近のスマートフォンは、インカメラを目立たないようにセットする工夫がされている機種が多いですが、Zenfoneシリーズは6からインカメラを廃止したのです。
普通のスマホは縦並びのカメラが多い |
その結果、Zenfoneは画面が非常にすっきりと大きく(6.67インチ!!)見えるようになりました。では、自撮りをする時はどうすれば良いのでしょうか?カメラを起動して、多くのスマートフォンと同じようにカメラの切り替えスイッチを押すと、背面に設置されていたアウトカメラが一瞬でインカメラ側に出てくるのです。まるで、ロボットアニメのような動きです。カメラの角度は任意調整することができ、また、予めプリセットすることで、カメラを一瞬で向けたい方向に向くようにセッティングすることもできます。実際にフリップカメラを使う前は、なんだか壊れそうだし、そんな機能いりますかね?みたいに思っていたのですが、実際に使ってみると、コレは面白いかもと思いました。気になるフリップカメラの耐久性は200,000回のフリップに耐えることができ、毎日100回フリップして5年以上持つ耐久性とのことです。
アウトカメラが一瞬でインカメラになる |
スマホで写真を撮る際に、被写体の位置によっては、少し無理のある姿勢にならないといけないことがあります。例えば被写体が自分の目線よりもかなり上や下にある場合です。無理のある姿勢・体勢で写真を撮るのは、ある意味、カメラマンっぽくてカッコイイとも言えますが、多くのスマホは無理のある姿勢でシャッターを切ることが難しいというか、ブレやすいですよね。そんな時にカメラだけが任意の方向を向いてくれると非常に写真が撮りやすいのです。一度使い慣れると結構癖になりそうな機能だと思います。そんなASUSさんの最新スマートフォンZenfone7Proについて今回はじっくり見ていきたいと思います。
使ってみた
Zenfone7Proの外箱です。中々豪華な箱に入っています。以前レビューしたROG Phone3もカッコイイ箱に入っていましたが、Zenfone7Proも中々カッコイイ箱に入っています。箱を開けると、まるで化粧品のような清潔感のある箱が出てきました。箱には高級感があるキラリと光る文字でFLIP CAMERAと記載されています。テンションがあがりますね。
高級感を感じる |
ASUS さんもフリップカメラをアピール |
箱を開けると出てきました。モニター用なので、管理番号のシールが付いていますが、ハイエンドモデルだけに透明感があって非常に綺麗な筐体です。前振りで、ケースに入れるからデザインとか関係ないくらいのことを言いましたが訂正いたします。かっこいい方がイイ。本体が見えなくなってしまう手帳型ケースが人気ですが、これならクリアタイプのケースが付けたくなりますね。そして、ASUSさんはそんな心を見抜いているのか、クリアタイプのハードケースが同梱されています。更に黒いハードタイプのケースまで同梱されています。あえて筐体を見せたくない人もいるのかもしれませんね。
角度によって色が変わって綺麗 |
電源とボリュームはスマートフォン本体の右側にあり、電源は指紋認証機能も兼ねています。つまり、電源を押したと同時に一瞬で指紋認証ができます。ディスプレイはナノエッジAMOLEDディスプレイです。非常に明るくて色鮮やかなサムスン製のディスプレイで、応答速度1ms、200Hzのサンプリングレート、90Hz駆動とのことで、ちょっとしたゲーミングスマートフォンのような性能になっています。搭載されているCPUはクアルコム製のSnapdragon 865Plus5Gという、現時点で最高峰のCPUが搭載されています。そこにオーバークロックされたGPU Adreno650を搭載しており、メモリもLPDDR5 8GBです。画面にタッチすると瞬時の反応するため、ネットの閲覧時もヌルヌル、サクサク動作して非常に快適で気持ちがよいです。
青いのが指紋認証機能を持った電源スイッチ |
今回Zenfone7Proを使用するにあたって気になっていたのは、やはりフリップカメラです。私は現在メインのスマートフォンとして、2019年9月に発売されたHuaweiのP30Proという、カメラ性能が売りのスマートフォンを使用しています。P30Proのカメラはカメラ業界の老舗Leicaが監修したカメラです。私はカメラについて詳しくないですが、Leicaの写真は「目で見たまま」の仕上がりになると言われているようです。特に雰囲気、色使いなどが目で見たままで、非常に自然な仕上がりになると言われています。そんな老舗Leicaに対して、最新テクノロジーに強いASUS Zenfone7Proのカメラはどんな表現を見せてくれるのでしょうか?
動画を貼りたっかったけど貼れず(-_-;) |
さて、みなさんはスマートフォンのカメラで何を撮ることが多いでしょうか?Instagramなどをしている人は、やはり(?)食べ物でしょうか?そんなわけで撮ってみました。P30ProとZenfone7Proの写真を交互に貼ってみます。
P30Proは落ち着いた色合い |
Zenfone7Proはくっきりしている |
いかがでしょうか?事前にTwitterで様々な方から意見を伺ってみたのですが、全般的にはZenfone7Proの写真が美味しそうに見えるとの評価でした。Zenfone7Proの写真は全体的に色が鮮やかにくっきりと写る傾向がありました。また、グラスについた水滴や机の木目なども非常に細かく描写されています。モデルになってくれたサンマの刺身様の銀色やニトリ先生で購入したグラス様の透明感などはかなり美しいと思います。
もう一枚見てみましょう。まるで肉のようなマグロのカマトロです。いつも行くスーパーで購入した刺身用の本マグロのカマから筆者自身が切り出したものです。もちろん、半額になっているものを購入いたしました(謎)
P30Proはナチュラル |
Zenfone7Proは・・・旨そう♪ |
赤が非常に鮮やかで、実物以上に美味しそうです。恐らく、多くの人がZenfone7Proのマグロが美味しそうに見えるのではないでしょうか?どの写真もオートモードで撮影していますが、カメラマンの腕前が微妙なのがアレかもしれません(アングルがちょっと違ったりしてすみません)。しかし、何度も撮っても基本的な傾向は同じでした。適当に撮っているにも関わらず、この仕上がりは大したものだと思います。Instagramが好きな人は簡単にインスタ映えする写真が撮れるのではないでしょうか?
お次は空を撮ってみました。イマソラ的な感じですね。これも一枚目はがP30Proで、二枚目がZenfone7Proの写真です。
P30Proの空 |
Zenfone7Proの空 |
青の感じが結構違います。雲の部分を注目すると、P30Proはナチュラルな柔らかい写真になりました。一方、Zenfone7Proは非常に細かい立体感まで描写することができています。目で見ている世界以上のものが撮影できている気がします。ちなみに快晴でした。
最後は夜景を撮ってみました。カメラマンがheppoko過ぎて、窓ガラスの反射まで写ってしまっているのは許してください。
P30Pro |
Zenfone7Pro |
夜景もかなり雰囲気が違います。と言うか、最近のスマートフォンのカメラは凄いですね。手持ちでこんな写真が撮れるようになっていたとは・・・やはり、Zenfone7Proの方が明るくてくっきりした写真になっています。三種類の写真で比較してみましたが、P30Proは目に見える通りの写真が撮れ、Zenfone7Proの方は解像度が高い最新テクノロジーを感じる写真に仕上がる傾向がありました。みなさんはどちらがお好みでしょうか?
本日はASUSさんの最新スマートフォンZenfone7Proについて紹介させていただきました。Zenfone7ProはASUSさんの大人気スマートフォンであるZenfoneシリーズの最新作で、6.67インチの大画面かつ非常に綺麗なAMOLEDディスプレイを備え、CPUには以前紹介した2020年最強スペックを誇るゲーミングスマートフォンであるROG Phone3にも搭載されているSnapdoragon 865Plus、8GBのメインメモリー、256GBのストレージ、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載したハイエンドスマートフォンでした。中々非の打ちどころがないオールラウンドに使えるスマートフォンですが、唯一の難点を上げるとすれば、その重さだと思います。大容量バッテリー搭載モデルがゆえに、235gという重さがあります。普段6インチ以上のスマートフォンを使っている方は、実際にZenfone7Proを持ってみるとそこまで重さを感じないかもしれませんが、ポケットに入れると重さゆえに存在感を感じてしまいます。モバイルバッテリーを持ち歩くことを考えると随分と軽いとも言えますが、このあたりは好みなのかなと思いました。欲を言えばiPhoneのように小型モデルもしくは、使用時間よりも軽さを優先した軽量バッテリーモデルなどもあるとより魅力的な気がしました。
5.2インチのR2コンパクトと6.67インチのZenfone7Pro |
今回はカメラ性能をメインに比較してみましたが、Zenfone7Proは本当に綺麗な写真が簡単に撮れてしまうことに驚きました。実はP30Proで夜景を撮ったのが初めてだったので、今まで気が付かなかったのですが、P30Proは夜景を撮るとシャッターを切った後でしばらくそのままの体勢で処理を待たないといけないのです。それに対して、Zenfone7Proははシャッターを切ったあとの待ち時間0であの仕上がりです。本当にテクノロジーの進化を感じます。
実はZenfone7Proにはもう一つ優れた機能があります。NePLAYER for ASUSというDアプリに対応しています。NePLAYER for ASUSは、ハイレゾ対応音楽再生アプリNePLAYERをベースに、ASUSさんのスマートフォン用に専用のチューニングを施したものです。スマートフォンに内蔵されたDACを使用し、FLAC/ALAC/WAVを最大384kHz/32bitまで、DSDは最大11.2MHzまで再生することができるとのことです。私も無料でダウンロードができるヴァイオリニスト・郷古廉さんによる「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ
第3番 ホ長調 BWV 1006:3 ガヴォット・アン・ロンド」(オクタヴィア・レコード)で試聴してみたのですが、耳鳴りがする筆者の耳では・・・以下自主規制。フォーマットはラディウスさんの監修によるFLAC 384kHz/24bit、192kHz/24bit、96kHz/24bit、48kHz/24bit、DSD 2.8MHz、AACの6種類がラインナップされているので、音質にこだわる方は必聴だと思います。言い忘れましたが、Zenfone7Proは最近のスマートフォン同様にイヤホンジャックはありません。筐体の下側にUSBタイプC端子があるので、有線イヤホンを使う際には、そこにお手持ちの変換アダプターなどで接続する必要があります。
今回は十分に試せなかったが凄そうな機能 |
今回が二回目のスマートフォンレビューでしたが、まとまりが悪く読み辛い点が多々あったかと思います。えっ?いつも読みづらい?大変申し訳ございません(笑)個人的にはスマートフォンの進化はひと段落しているのかと思っていましたが、まだまだ進化していることを肌で感じることができました。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
最後になりましたが、Twitterで写真に関する質問にお答えいただいた方々にはこの場を借りて感謝いたします。本当にありがとうございました。またこのような機会があった際には是非ともご意見をいただければ嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。
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