【TRI Meteor レビュー】音の小宇宙★ベリリウムメッキDD&Knowles29689BA搭載の高品質イヤホンをあのイヤホンと比較してみました。





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小宇宙を感じろ(*´▽`*)(謎)

はじめに
 みなさん、こんにちは。三流心理カウンセラーです(*´▽`*)🍀✨本日はTRIからリリースされた「Meteor」についてレビューしていきます。「Meteor」はイヤホン片側にベリリウムメッキのダイナミックドライバー(以下、DD)とKnowlesの29689バランスド・アーマチュア(以下、BA)を一基ずつ搭載したハイブリッドドライバー構成のイヤホンです。『そうです。またしてもベリリウムです。しかも、Knowles29689です(謎)』オーディオファンにとってはたまらない、この二つの単語が並ぶ「Meteor」ですが、どこかで見た構成ですよね。最近、物忘れが激しいので詳しいことはわかりませんが変な先入観なしで聴いていきたいと思います。

第一印象はカッコいい(*´▽`*)✨

 話しは変わりますが、最近、KnowlesのBAについて色々と気になっていたので少し調べてみました。「おっ!!三流の癖に、そこに目をつけたか?」「KnowlesのBAは色々な種類があるから、お前じゃ違いはわからないと思うぞwww」という声が聞こえてきそうですが、実はBAの種類ではなく、「Knowles」の表記について気になっていました(・_・;)「Knowles(複数形)」なのか「Knowle‘s(所有格)」なのか、はたまた「Knowle(単数形)」なのか・・・みなさんはわかりますか?調べた結果に関しては記事の最後で(笑)そんな期待と不安が入り混じった(謎)TRI「Meteor」の音を簡潔に表すと「安定感のある低音域に下支えされたやや広めの音場に伸びやかな中音域のと、煌びやかな高音域が入り混じる小宇宙サウンド(謎)」です。「小宇宙」にカタカナでフリガナが打てれば、きっとあなたは(小宇宙と宇宙は読み方が結構違うので注意してください)・・・そんなわけで本日も最後までお付き合いをよろしくお願いいたします。


中々新しい動画が作れなくてすみませんm(__)m


使ってみた

 まずはいつものようにパッケージから見ていきましょう。パッケージは結構いい雰囲気です。CCZの「Plume」に似たシボ加工がされた化粧箱です。外箱をスライドさせると中からは、高級中華イヤホンの代名詞である「黒箱(しかも銀のラメ入り)」が出てきます。私のPCは、くろばこと入力して変換すると「玄箱」と出てきてしまうのですが、「玄箱」は全然意味が違います。これがわかる人は、「PC玄人(謎)」ですね。なんか、今日はこういう意味不明な言い回しをしてしまいます。

この箱の内側の黒箱も手が込んでいます(^^♪

 フラップ式の「黒箱」をパカっと開けると、ウレタンモールドに包まれたイヤホン本体と五種類(サイズ)のパステル調の軸で傘の部分が白いイヤーピースが出てきます。恐らくKBEARイヤーピースですね。このイヤーピースはサイズ展開が細かくて使いやすいのでありがたいですね。サイズ展開が細かいとフィッティングしやすいのはもちろん、フィッティング時の耳への挿入深度を調整できるので音の探求をする方にとっては面白い製品だと思います。


箱を開けるとイヤホンとイヤーピースが出てきます。

 ウレタンモールドをパカっと開けると、その下には茶色いレザーケースとアクセサリーBOXが入っています。アクセサリーBOXの中には黒いイヤーピースとメンテナンスクロスが入っています。Amazonの販売ページ画像には黄緑色のメンテナンスクロスが写っていますが、私の手元にある製品にはピンクのメンテナンスクロスが付属していました。このメンテナンスクロスは滅茶苦茶キメが細かく、イヤホンに傷をつけないでイヤホンについた指紋を落とすことができるので個人的には結構重宝しています。黒いイヤーピースはどこかで見たことがあるような無いようなやつです。他人の空似かもしれません(謎)黒いイヤーピースはKBEARイヤーピースと比べると少し背が低めで穴が大き目になっています。見た目から判断すると、おそらくKBEARイヤーピースよりも高音域重視になると思います。ちなみにKBEARイヤーピースとは結構着け心地が違うのでお好みで使い分けてみるのも良いと思います。

何故か黒いイヤーピースが一つ不在(笑)

 レザーケースの中にはケーブルとメンテナンスブラシが入っています。ケーブルは8芯5N無酸素銅で、ふんわりと編み込まれた柔らかい質感のケーブルなので着け心地が良く、フィッティングした位置からイヤホンがズレにくくて使い勝手が良いです。プラグは3.5㎜、イヤホンコネクタは0.78㎜の2pin仕様です。プラグやセパレーター部分には黒いアルミ製パーツが用いられていて結構高級感ある仕上げです。「Meteor」の付属品は全体的に高品質でかなり良いと思います。ちょっと余談ですなのが、メンテナンスブラシとか棒状のメンテナンスツールが付いた製品をよく見かけます。ただ、イマイチどこの掃除をしたらよいかがわかりません(;^_^A詳しい方がいらっしゃいましたら効果的な使い方を是非とも教えてくださいm(__)m

8芯5Nの高品質ケーブルが付属


 イヤホン本体をじっくりと見ていきましょう。イヤホン筐体は樹脂製でイヤホン本体とフェイスプレートの2ピース構造で、イヤホンの形は耳にフィットしやすい、いわゆるエルゴノミック形状になっています。フェイスプレートは銀色のラメが入っていて、宇宙っぽくて素直にかっこいいと思いました。イヤホン筐体はクリアブラックで内部が見える構造で、DDとBAは音導管で繋がれています。音導管はイヤホン筐体と一体成型になったイヤホンノズル部分まで丁寧に繋がれていることがわかります。イヤホンコネクタ横にはベント孔があり、イヤホンの内圧を適切に調整できるように設計されています。最近のエルゴノミック形状イヤホンは耳へのフィット感が非常に良くて、外部のノイズを結構遮断できるため、控え目な音量でリスニングできて良いと思います。「Meteor」はイヤホンノズルが筐体と一体成型で、形状も尖ったところが無く滑らかに仕上げられているので、個人的には非常に好感が持てます。

非常に滑らかで丁寧な造りで引っ掛かりは皆無

 ちなみにスペックは以下のようになっています。

インピーダンス:12±2Ω
感     度:105±3dB
周波数応答範囲:20Hz〜20kHz

 よく似たデザインの青いイヤホンとはインピーダンスが結構違いますね。こちらの方がローインピーダンスなので、スマートフォンなどでも鳴らし易そうです。もちろん実際の音の良し悪しに関しては音を出してみないとわからないですが。

 さて、そろそろ音を聴いていきましょう。機材はASUS Zenfon8にAudirect Beam2SE-21を接続して、イヤーピースはSpinFit CP100+です。ケーブルは「Meteor」に付属している純正ケーブルを使用しました。音源はAmazonプライムミュージックからULTRA HDでyamaさんの「世界は美しいはずなんだ」を聴いていきます。

最近の定番になりつつある、この組み合わせで行きます。


0:00~ ベースとストリングスの響きが綺麗なイントロからスタートです。歩くように流れるフレーズのベースは適度な深みと重さが絶妙です。しっかりとした低音を出しつつ、ベースのエッジ感のようなニュアンスが潰れずに鳴っています。ストリングスも爽やかに響き、音場の中で移動するようなギターのカッティングも金属感があります。


0:14~ ヴォーカルが入ってきます。ヴォーカルは結構近めで、息遣いや歯擦音も聴こえます。青いイヤホンもそうでしたが、「Meteor」も息遣いや歯擦音のような刺さりやすい音は耳障りにならないようにチューニングされています。もしかするとこの辺りはKnowles29689の性能的なところが大きいのかもしれません。

Knowles29689のポテンシャルは高い。


0:42~ ドラムが入ってきます。「Meteor」の音場はそこそこ広さがあり、ドラムの太鼓とシンバルなどが目の前に設置されているような感じで、音の強弱にもしっかりと追従していきます。シンバルのようなまた金物のサウンドは鋭さがありつつ、刺さらない鳴り方です。このパートからストリングスは深みが出てきますが、そのあたりの強弱の表現も上手いと思います。


0:59~ サビに入ります。サビはかなりにぎやかになります。ヴォーカルは結構ライブ感を感じる距離感です。声の細やかなニュアンスが感じられ、伸びやかさもあります。「Meteor」は中音域の伸びやかさがあるので、ヴォーカルを聴きたい人との相性はとても良さそうです。サビのパートはストリングスが複数のフレーズを奏でていますが、それぞれを結構きっちりと聴きとることができます。それに加えてドラムやベースなども音数が多く、サビの最後のエレキギターのオーバードライブがかかったカッティング音まで聴きとれるポテンシャルがあります。刺さりのない音作りでありながら、様々な音が埋もれない仕上がりは中々見事だと思いました。


終わりに

 本日はTRIからリリースされた「Meteor」についてレビューしていきました。「Meteor」はイヤホン片側にベリリウムメッキのDDとKnowles29689BAを一基ずつ搭載したハイブリット構成のイヤホンで、「安定感のある低音域に下支えされた、やや広めの音場に伸びやかな中音域のと、煌びやかな高音域が入り混じる小宇宙サウンド(謎)」でした。ベリリウムとKnowlesというオーディオファン垂涎のドライバー構成から生み出されるサウンドについて、同じ構成のあの青いイヤホンと比べてみると、「Meteor」の方が「低音の量感があって、更に音場が広く全体的な音の厚みを感じるチューニングバランス」でした。Shure SE215のノーマルとスペシャルエディションの違いのような関係とはまた違うのですが、それでいてどちらが良いかという甲乙のつけ難さがある、そんな関係性だと思います。

青い彗星と似ているけれど・・・


 ここだけの話、実際に音を聴く前は「ぶっちゃけ同じイヤホンなんじゃないの?」と思っていたのですが、実際に音を聴き込んでみると見事に違う仕上がりでした。青い彗星と黒い流れ星のイヤホン筐体をじっくりと眺めてみると、形が微妙に違います。わかりやすいところだと写真のようにノズル部分の長さが違います。そして全体的に「Meteor」の方が筐体の造りがわずかに大きいです。特にノズル部分の長さの違いは音にかなり影響を与えているはずです。おそらく根本的なチューニングバランスも違うのだと思いますが、(多分)同じドライバーを使ったイヤホン同士だと思うので、気になる方は聴き比べをしてみると面白いかもしれません。

並べてみると結構違いますね♪
 みなさんはどちらが気になりますか?


 大まかにサウンドの違い表すと、「耳に優しい青い彗星」と「臨場感の黒い流れ星」と言ったところでしょうか。例えるなら、グフドムくらい違いますが甲乙つけがたいと言ったところです(意味不明)。それでは、本日はこの辺りで・・・忘れていました、冒頭の「Knowles」の話ですが、検索してみたところ「Knowles Electronics」という社名と言うことがわかりました(;^_^Aつまり「Knowles」という表記が正解みたいですね。そんなわけで、本日も最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m🍀✨

やっぱりカッコいい(*´▽`*)✨


 




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