【BLON MAX レビュー】もっと評価されてもいい!?未来からやってきたかのような壮大なドンシャリサウンド

どこかアート魂を感じます(*´▽`*)🍀✨

はじめに

 みんさん、こんにちは。三流心理カウンセラーです(*´▽`*)🍀✨本日はBLONから販売されている「BL-MAX」についてレビューしていきたいと思います。BLONは非常に個性的なデザインのイヤホンをリリースするメーカーで、当ブログでも以前に「BL-mini」や「BL-A8 Prometheus」をレビューしています。どちらも唯一無二の個性的かつ美しいデザインで(しかも、装着感も良いのです)、更に!?サウンドも素晴らしい製品でした(いや、イヤホンはサウンドがメインですかね(^^;)

ボリューム感あふれる筐体とスリムなケーブル

 今回レビューする「BL-MAX」は「BL-mini」や「BL-A8 Prometheus」にも負けない個性的なデザインの一本です。写真のように大き目の筐体ですがシンプルでミニマルなデザインは、ある意味近未来的な雰囲気を感じます。「BL-MAX」はイヤホン片側に6㎜の軽量な(材質は不明です)ダイナミックドライバー(以下、DD)と10㎜の炭素分子DDを一基ずつ搭載した2DDイヤホンです。2DDと言うドライバー構成は結構珍しいですね。思い返してみると「BL-mini」は6㎜DD、「BL-A8 Prometheus」が新開発の10㎜DD搭載機だった気がします。しかも「BL-mini」と「BL-A8 Prometheus」はどちらも非常に良いサウンドでした。もしも「BL-MAX」が両者のドライバーを使っているとすれば、そのサウンドは中々期待できるのではないでしょうか。そんな期待溢れる「BL-MAX」のサウンドを簡潔に表現すると「大きな筐体から奏でられる臨場感溢れる迫力あるサウンド」です。なんだか見た目まんまの雑な表現になってしまいました(;^_^A見た目が独特かつゴツイので敬遠している人もいるかもしれませんが「BL-MAX」は2020年の隠れたおすすめイヤホンです。詳しくはいつものようにこれからじっくりと見ていきたいと思います。そんなわけで本日も最後までお付き合いをよろしくお願いいたしますm(__)m


空気清浄機のレビューもしてみました(*´▽`*)♪


使ってみた

 早速パッケージから見ていきましょう。いつものようにシンプルなBLONのパッケージですが、「BL-MAX」のパッケージはデカいです。まさに「MAX」です(謎)なんならパッケージにプリントされている「MAX」の文字もデカいです。やはり、「MAX」(さらに謎)。気を取り直して開けていきましょう。蓋をパかっと開けると上段のプラスチックモールド部分にイヤホンが固定されています。下段には紙製のアクセサリーBOXが入っています。アクセサリーBOXの中には付属品が色々と入っています。

MAXの文字もMAX
(もっと笑えるくらい大きくして欲しかった(笑))


 付属品はシリコン製のイヤーピースが二種類、銀メッキケーブル、麻でできたキャリーポーチです。シリコン製のイヤーピースの内一種類は某S社のイヤーピースのように傘と軸の付け根部分が細くなっていって耳にフィットしやすい構造になっています。こちらのイヤーピースのMサイズはイヤホンに最初からセットされていて、Lサイズはプラスチックバッグの中に入っています。もう一種類のイヤーピースは通常のシリコン製のイヤーピース(S,M,L)です。ケーブルは「BL-mini」にも付属していた、銀メッキの細めのタイプでごつごつとしていてないスタイリッシュな仕上げのケーブルです。さわやかなデザインの麻でできたキャリーポーチはイヤホンの保護性能はあまりないかもしれませんが、カバンの中などでかさばらないので何気に便利かもしれません。

付属品はいつものやつです。

イヤーピースは2種類。BlonFit(謎)とノーマルタイプ

 イヤホン筐体を眺めていきましょう。イヤホンはフェイスプレート、本体、ノズルの3つから構成されていて、鏡のように綺麗に仕上げられたイヤホンフェイスプレートは今まで見たことがないような大きなものです。近未来的な雰囲気を醸し出すデザインはBLONらしいなと思います。このような形状なので耳へのフィット感は大丈夫なのかと心配になりますがイヤホン本体側は人間工学に基づいた設計になっていて予想外にフィット感がよいです。フェイスプレートが大きいおかげなのか遮音性もばっちりです。毎回思うのですが、BLONのイヤホンはノズ部分の仕上げがとても丁寧で、指を切りそうなバリや引っ掛かりが一切ありません。個人的にこういった細かい部分の仕上げが丁寧なのは非常に好感が持てます。

重いのにフィット感が良い仕上がりです✨

スペックは以下のようになっています。

周波数帯域:20-20000Hz

インピーダンス:32Ω

感度:115dB/mW



 そろそろ実際に音を聴いていきましょう。機材はASUS Zenfone8Audirect Beam2SE-21を接続して、AmazonプライムミュージックUnlimitedからmiletさん「おもかげ(produced byVaundy)」(UHD 24bit/48KHz)を聴いていきます。miletさん、Aimerさん、ikuraさんの3人で歌い上げるノリの良い楽曲です。シンプルな構成の楽曲ですが、ベースのグルーヴィなスラップベースのサウンドを格好よく鳴らすことができるかで楽曲の持つ雰囲気が大きく変わる一曲だと思います。

よい感じのドンシャリです


0:00~ ドラムのフィルインから楽曲がスタートして、スラップベースが炸裂します。miletさん、Aimerさん、ikuraさんの3人がいるんだからふつうはヴォーカルに注目すべきかもしれませんが、この楽曲はベースサウンドが全てを決める・・・ということに、ここではしておきます。スラップベースは弾けるようなキレのあるブリんとしたサウンドでありつつ、しっかりとした沈み込むような重さを響かせます。大小二つのDDを搭載している「BL-MAX」の真価がいきなり発揮されるポイントだと思います。また、音場の一番両端ではファンキーなエレキギターのカッティングが鳴っています。「BL-MAX」の音場は結構広いようです。

最近の定番の組み合わせでレビューしました♬


0:10~ Aimerさんのハスキーヴォイスが心地よいです。ヴォーカルはセンターで重さのあるベースに埋もれずに前に出てきます。フラットなバランスのイヤホンに比べるとikuraさんのコーラスは結構後ろ目でやや弱く聞こえます。元からコーラスパートなので音量のバランスが控えめになっているのですが、「BL-MAX」はパートごとのメリハリが結構ハッキリしているのでパートによっては強弱がわかりやすくでます。その後はmiletさんのパートはikuraさんよりも大分前ですが、Aimerさんよりもやや後ろ目に聞こえますね。

Bluetooth化もおすすめです。


1:05~ 一気にサビの後ろまで飛びます。ここではikuraさんが音場のセンターに来ます。コーラスパートではかなり弱めのバランスだったikuraさんの歌声ですが、センターに来るとしっかりと前に出てきて歌声のニュアンスもしっかり表現されています。「BL-MAX」は音場が結構広いので、センターに位置するヴォーカルとその周辺のコーラスや楽器のサウンドの強弱が非常に楽しいサウンドを作ってくれます。特に今回レビューした「おもかげ(produced byVaundy)」は、楽曲中繰り返し登場するスラップベースのフレーズで、大小二つのDDを搭載している「BL-MAX」の真価が存分に発揮していたと思います。お時間があれば、皆様もお手持ちのイヤホンをとっかえひっかえして聴いてみてください。この手のフレーズはイヤホンの特徴がかなりわかりやすく出てきて面白いと思いますよ(^_-)-☆。

ブログ中の上記の再生時間に約38秒足すと、YouTubeの再生時間と同じくらいです(^_-)-☆

(勝手に命名)BLONアートシリーズはそれぞれの良さがあります(*´▽`*)🍀✨

終わりに

 本日はBLONからリリースされている「BL-MAX」についてレビューしていきました。「BL-MAX」はイヤホン片側に軽量で小型の6㎜DDを一基と10㎜の炭素分子DDを搭載した2DDイヤホンでした。中々独特なドライバー構成ですが「大きな筐体から奏でられる臨場感溢れる迫力あるサウンド」は、非常に楽しいドンシャリサウンドで、ある意味完成度が高いサウンドでした。「BL-A8 Prometheus」もそうでしたが、BLONのイヤホンは奇抜な見た目に反して文句のつけ辛いくらい完成度の高いサウンドを奏でてくれるのが面白いと思います。

独特な筐体のMAX、mini、Prometheus


意外に耳にフィットするからびっくりします(^^♪

 「BL-MAX」は大きな金属筐体のイヤホンで少し重いため、人によっては通常のイヤホン以上にフィッティングに気を配る必要があるかもしれません(とは言っても意外とフィット感が良い形状に仕上げられていますが)。ウレタンタイプのイヤーピースでしっかりと固定するのもよいですし、1サイズ小さなイヤーピースを使って耳の奥で固定するなど、皆さん夫々が最良のフィット感を得ることができるよう試行錯誤することで、「BL-MAX」のもつポテンシャルを最大限(MAX)に発揮できると思います。最近のBLONのイヤホンは個性的なデザインのイヤホン筐体が多いですが、筐体自体は見た目に反して耳へのフィット感が非常に良くなるようにデザインされているので、イヤーピースのサイズを丁寧に合わせてあげると予想に反して耳に綺麗に収まるようです。BLONは攻めたデザインを採用する分、イヤホン筐体の設計に妥協がないのかもしれませんね。ぴったりとフィッティングしてあげた「BL-MAX」はきっと唯一無二の臨場感溢れるダイナミックなサウンドを楽しませてくれると思います。本日も最後までお読みいただきありがとうございました(^_-)-☆

秘められた高いポテンシャルを開放しよう(*´▽`*)👍✨

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