【SOUNDPEATS Sonic レビュー】サラッとしたサウンドで聴き疲れしない15時間連続使用できるTWS

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BluetoothイヤホンといえばSOUNDPEATS(*´▽`*)


はじめに

 みなさん、こんにちは。三流心理カウンセラーです(*´▽`*)本日はSOUNDPEATSオーディオから販売されているSonicについてレビューさせていただきますSOUNDPEATSオーディオはAmazonなどで、かなり見かけるメーカーなので、いわゆるオーディオファンではなく、一般的な方も知っているメーカーなのではないでしょうか。SOUNDPEATSオーディオと言えばBluetoothイヤホンが有名で、実は私も複数のSOUNDPEATSオーディオの製品を持っていたりします。


技適OK♪

 今回ご紹介するSOUNDPEATSオーディオSonicはいわゆるTWSと呼ばれる完全ワイヤレスタイプのイヤホンです。Sonicのセールスポイントは色々とあるようですが、個人的に注目すべきポイントは2点あります。1点目は、その連続使用時間で、イヤホンが完全に充電された状態であれば、なんと連続で15時間再生することができます(aptXやaptX Adaptive接続時は2-3割短くなります)。おそらくほとんどの人は15時間連続で使う機会はないと思いますが、充電残量を気にせずに思う存分に音楽やオンライン授業、テレワークなどで使うことができるのはこの時代だとかなり便利だと思います。ちなみに、充電ケースの充電時間は2時間で、イヤホンは1.5時間で完全に充電できます。


ペアリングは簡単♪

 2点目はBluetoothイヤホンの接続方式ですSonicはコンパクトな筐体の中に、クアルコム社のQCC3040チップを搭載しているため、最新の接続方式の一つである、aptX Adaptiveコーデックに対応していますaptX Adaptiveとは、周囲の電波状況に応じてビットレートを変動させる機構で、余裕があるときは音質有線のaptX HD相当で接続し、混雑している時は接続安定を優先したaptX相当で接続できるという方式です。ちなみにBluetoothのバージョンは5.2に準拠しています。その他、公式HPを確認してみると、左右独立伝送片耳接続モードゲームや映画鑑賞時に便利な低遅延モードもあります。片耳接続モード使用時には自然に最適なサウンドチューニングがなされるようです。


Panasonicのレッツノートみたいな質感です


 このブログの読者の多くは、音質重視の有線イヤホンを愛用している方が多いと思うので、Bluetoothイヤホンであっても着け心地よりも何よりも音質が気になると思います。私が今まで使用したSOUNDPEATSオーディオの製品は低音重視の製品が多く、実際に音を聴く前はSonicもその方向の製品だと思っていました。しかし、その予想は良い意味で見事に裏切られました。SOUNDPEATSオーディオの公式HPによると、Sonicは「日本人の耳を意識したサウンドチューニング」で、そのサウンドは日本市場からのフィードバックを分析し、音響エンジニアが最適なサウンドチューニング施したとのことです。搭載されたているφ6.0㎜ダイナミックドライバーは繊細で瑞々しく、伸びやかな中高域と張りのある低音域を奏で(同じくメーカーHPから)、そんなSonicのサウンドを簡潔に表現すると「癖のないタイトな低音域と、クリアーでさらっとして聴きやすい中高音を持ったキレの良い音」です個人的にBluetoothイヤホンはねっとりとした低音域を持ったイヤホンが多い印象だったのですがSonicのサウンドは全体的にサラッとしていて、他の音域が低音域に埋もれる感じがないキレのある音作りです。詳しくはこの後ご紹介するとして、本日も最後までよろしくお願いします。


青いテープを外してから充電しましょう(^_-)-☆


使ってみた

 まずはパッケージから見ていきましょう。流石に大手の製品だけあって、パッケージは非常にしっかりしています。綺麗なカラー印刷のパッケージで品質が安定していそうな印象です。付属品はシンプルです。イヤホン本体と充電ケース、シリコン製イヤーピースが3ペア(サイズS,M,L)、USB type Cのケーブルと取り扱い説明書のみです充電器は付属していないので充電の際には、お手持ちの通常のUSB端子を持った充電アダプターやPCなどに接続する必要があります。付属のシリコン製イヤーピースはサラッとした装着感で、TWSで使いやすいように軸が短く設計されているので、特にこだわりがなければそのまま使っても大丈夫だと思います。


大きいイヤーピースでも大丈夫です

 イヤホンとケースはSilver&Copperのコンビネーションカラーです。ケースもイヤホンも樹脂製なので軽量ですが、いわゆる高級感はないかもしれません(特別安っぽくもないですが)。高級感という点でいえば以前レビューしたM-SOUNDS MS-TW11のほうが、塗装の発色が綺麗で高級感があるかもしれません。Sonicは何となくPanasonicのノートPC レッツノートのような雰囲気です。イヤホンの操作はタッチ式ではなく物理ボタンタイプで、Sマークの部分を押し込むことでカチカチと操作できますタッチ式と物理ボタン式で好みがわかれるようですが、タッチ式が好きな方はSOUNDPEATSオーディオから最近発売されたノイキャン搭載のTWSであるT2(めちゃ安いです)を選んでみるのも良いかもしれませんね(^_-)-☆


〇ーパーマン的なロゴに何かを感じます✨

 では、そろそろ実際に音を聴いてみようと思います。使用機材はHuaweiのP30 Proで、イヤーピースはSpinfit CP1025を使います。使用音源はAmazonプライムミュージックからBUMP OF CHICKENの「宝石になった日」を聴いていきたいと思います(曲名をクリックするとAmazonプライムミュージックに飛びます)。みなさんもお手持ちのイヤホンで、できれば低音域が強めのTWSで宝石になった日を聴きながら楽しんでいただければ幸いです。


 




0:00~ 不思議な音のSEから楽曲がスタートします。ドスドスとしたバスドラム、ずんずん来るベース、キラキラしたエレキギターのアルペジオのイントロパートですが、Sonicの特徴であるキレのある低音とサラッとした中高音がわかりやすいです。


製品の作りは綺麗です


0:24~ ヴォーカルが入ってきます。ヴォーカルの立ち位置は音場のセンターから一歩後ろに下がった位置ですが、バスドラムやベースの低音に埋もれることがなくクリアに再生されます

ベントは一か所。音漏れの心配なしです。


0:53~ ドラムのフィルインからサビに入ります。スネアドラムやシンバルのシャリ感は繊細で、サラッとしていて耳に刺さりません。キラキラした効果音が入りますが、この辺りも綺麗に鳴ってくれます。


SpinfitのCP1025 やCP350との相性が良いです


 「宝石になった日は終始バスドラムとベースが前面に聴こえる楽曲なので、低音が強烈過ぎるイヤホンだと人によってはブーミーに感じやすいと思いますが、Sonicの音作りは中々ユニークで、低音がしっかりしているにも関わらず中高音域をマスクしない独特な音作りでブーミーさを感じない仕上がりです全体的に薄化粧でリバーブ感が無いサウンドなので、中高音域の分離感が非常に優れており、楽曲を分析的に聴きたい人は好きな音作りかもしれません。ちなみに手元にある、SOUNDPEATSオーディオのロングセラーモデルであるQ35HDと比較してみると、Q35HDはBluetoothイヤホンらしい程よく艶やかに仕上げられたサウンドです。一方、Sonicは冷静に聴くと結構わかりやすいドンシャリ系のサウンドに仕上げられているのですが、タイトでサラッとしたチューニングなので、Q35HDのような艶やかさがない代わりに聴き飽きしないでいつまでも聴いていられるような「すっぴんサウンド」と言った感じです。


ロングセラーのQ35HDは使いやすい


終わりに

 本日はSOUNDPEATSオーディオSonicを使用してみました。Sonicはイヤホン単体で連続で15時間再生できるスタミナとaptX Adaptiveでの高音質と安定した接続性を両立したTWSでした15時間連続再生できるバッテリーを搭載しているにも関わらずイヤホン筐体は通常のTWSと何ら変わりがないコンパクトなサイズなので着け心地が軽くて非常に使い勝手が良かったです。Bluetooth接続イヤホンと言うことで、使用する前は少し音質が心配だったのですが、癖がないクリアでタイトな音作りで非常に気持ちよく良くリスニングできました。もちろん、音質のみを純粋に比較すれば高音質を追求した高価格帯の有線イヤホンには負けてしまいますが、価格帯を考えるとSonicは相当レベルが高いイヤホンと言っていいと思います(左からM-SOUNDS MS-TW11,フィリップス TAT2205,SOUNDPEATS Sonic, KZ S1 クリックするとレビューに飛びます)。



サイズも音もそれぞれ違う

 特に音質面で印象的だったのは低音域に頼らない音作りをしているところでしたSonicは低音域に重さを出しつつも音をタイトにまとめることで、低音域の倍音が他の周波数帯域の音を邪魔しないようにチューニングされており、中高音域をから高音域がすっきりと気持ちよく聴けるようになっています。豊かな低音域を上手くまとめた暖かみのある音も良いですが、これからの蒸し暑い時期、色々な意味で爽やかな音質のSonicは使いやすいかもしれません。


ケースのサイズもそれぞれ違う


 昨今は様々な事情からオンライン会議や授業などで長時間TWSを使う機会が増えました。特にこのようなシチュエーションで使用する際には、低音が強すぎるイヤホンだと耳が疲れやすいと思います低音域がぼわつかないSonicのような音作りのイヤホンであれば、小さな音量でも声が聴き取りやすく長時間会議などでも使いやすいと思います。もしも、お手持ちのイヤホンの低音が強すぎると思っている方はSonicを試してみるのも良いかもしれません。また、Sonicには多くのTWSと同様にCVCノイズキャンセリングが搭載されているので、会話時のマイク音質がクリアで通話先の相手も音が聴き取りやすいと思います。そして、イヤホン単体で連続15時間も使用できるので、出先で丸一日使用してもイヤホンの充電残量を気にする必要がないのは何気に凄く良い点かもしれません。私は基本的に有線イヤホン派なので、メーカーからSonicをいただい当初はそんなに使わないかなと思っていたのですが軽量コンパクトで持ち運びの邪魔にならないので、結局いつもカバンの中に入れています。有線イヤホンと違って、ケースから出して耳につけるだけで使用できるため、ちょっと音楽を聴きたい時はもちろん、周りの騒音がうるさい時に耳栓代わりにしたり、そして、TWSらしく防水なので雨の日でも気兼ねなく使えるので何気に結構愛用しています(笑)言い忘れていましたが、音楽を聴く際は音を控え目にして、適度に休憩を挟みながら使用しましょう。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。


力が湧きそうなSマーク(謎)(*´▽`*)





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